エピローグ:ω

「ウアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァッ!」

 人々は、なげき叫び、泣き喚いて、暴れた。

 街は、壊れていく。

 現在地は、オワリノクニ……それ即ち、ナゴヤ。

 ゲロにまみれた汚濁の国、ナゴヤ。

 グロであふれたヲタクの街、アキバ。

 ナゴヤ、アキバ、どちらも特に関係はないようにみえるかもしれないが、あるものには関係おおありなのだ。なぜ関係おおありなのか、それはわからないのに、大きく関係あると断言して、壊す、その意味もわからずに。

「気持ち悪くてゲロが出るぞオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオほら出たぞオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォッ!」とオッパイが大好きな、悩める精神疾患者の少年は言う。

 オッパイが大好きな、悩める精神疾患者の少年は、大量の睡眠薬をがぶ飲みしながらゲロを吐いて大発狂。そして、睡眠薬がペニス増大の妨げだとペニス増大器具の説明書に載っているのを見てまた大発狂。

 とても嫌な光景だ。でも"残酷"と言ってはならない、暴力も残酷だが、残酷と別と考えるものがいる、これは、暴力だともしてはならない、なぜなら、そういうと、甘えだと非難されるから、いえない、この世の糞さは目を背けようとしていう、それも危険、目を瞑ってもキレられる、そうだ、見て、なにもないように接しないと、キレられる、だから、これは、残酷描写でもない、暴力描写でもない、おかしいと思うだろう、だって、おかしいのは、残酷さを許容しろと脅迫する世界そのものだからだ。

 あるものの精神状態は狂いすぎた。もう、壊れたんだ、そう、壊れかけではない、壊れているんだ。

「現在バケモノが空を飛んで街を破壊しています」とニュースは紹介。

「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!」とバケモノは言う。

 ナゴヤ、アキバ、なにが関係あるのかは、ほとんどわからない、が、壊した、そして、咀嚼した、何もかも、壊してやると、ゲロを吐いて街を壊す。

 ナゴヤ壊して、一秒後、アキバ壊す、をくりかえしてもう百二十一回を上回った。

 その壊す少年は、精神病院で、隔離されて、保管されていた。彼の精神疾患はたいへんひどく、それゆえ彼は、裏世界からサンプルとしても狙われ、逃げれない。ミュージシャンを目指して、もう五年がすぎる。でももう彼は、バケモノなのだ。

 どうしてバケモノになったのか。彼は、精神病院の隠し施設で、改造される。彼は、ヲタク。ずっと、あこがれの2次元美少女のために、頑張って生きていた、そして、彼は、さまざまなファンによって、その、犯されすぎた、2次元美少女を守ろうと、また頑張って、"クリエーターが将来の夢"として、頑張った。そして、壊れ、小説投稿サイトにいきついて、でも彼は、救われないのだ。毎日彼を襲う嘔吐という現象、彼はいつも幻聴が聞こえる、もう限界だ、何度も思った、そして、きてしまったのだ、もう彼は生きれない、そのような体になった、そして、彼は改造される、そして、彼は、今後の世界を救う存在としても改造されていった、が、失敗した、そして、その後彼をどうにかして、危険物質にしないようにといろいろな工夫をした、結果、彼は肥大化した、彼の神経はレアだ、殺して肉付きのアンドロイドにしてはつまらない、と学者たちは、彼を殺さないままにした。

 "憧れ"という言葉は、"あこがれ"とひらがなにするべきだと彼は言う。そのわけは、"亜焦がれ"だからだという、この精神は作家的だ。そもそも"亜焦がれ"とはなにか、これは、"恋焦がれ"というものと似ていると彼はいった。"亜"とは、"亜種"などと同じ、意味。

 クリスマス、壊れされていく、街。

 オッパイが大好きな、毎日、息が臭い多動症の父親と向かい合って、朝飯、晩飯と食っていた、憎いとともに懐かしい日々を思い出して、クリスマスの街を破壊した、ゲロのビームを吐いて、超高層ビルを粉砕した。

 もう、自分の生きた記録すらも、どうでもいいと思っている、彼。そもそも、オッパイが大好きな、彼は、もう、低知能すぎる。彼は、努力家だった、いろいろな国家資格を持っている。高校を主席で卒業、が、進学先は中退、もう嫌な思い出しかない、懐かしい日々も、あの好きだったイラストレーターのイメージも悪いものへと変わった。が、彼は、いわゆる底辺校での首席だ。底辺校、ではないが、底辺校とされているのだ。

 特に20代入ってから、彼は脳梗塞で、悩んだ。譫妄、これは、洗脳によるものか、自分は改造されたんだろう?、自分は仕込まれたんだろう?もう嫌だという思いがあふれた。

 家族と接しても毎日キレてばかり、話し合うと決まって喧嘩だ。作家を目指して、何年も過ぎた、作家を目指して余計にきつくなった人生。

「時の流れが早すぎるんだ」とパンピAは言う。

「俺のボケた脳の時の流れのが早いっつうにィッ!」とバケモノは言う。

「ハァッ?!」とパンピAは言う。

 オッパイが大好きな、パンピが気づかない間に現れる、バケモノ。バケモノはパンピAを破壊した。

「嫌いなのか?、俺は、あのユーザーたちを……?」とバケモノは言う。

 バケモノは、イラストサイトをはじめ、同人グッズ販売サイト、小説投稿サイトと、生々しい思いで、登録して、活動。バケモノは、そこのユーザーを嫌いなのか、わからない、これは、彼が低知能だからではなく、彼が唯一残した良心なのだ、これが、彼を、救うのか。

「アキハバラに現れたと思ったら今度はナゴヤに現れていてわけわかんねえェッ!、失礼しました、わけがわからないですゥッ!」とニュースは紹介。

「グゥオォッ!」とバケモノは嘔吐。

 バケモノのカラダは、ほとんどがメカでできていて、半分がドラゴンのような顔だ。

「バケモノは、依然、空を飛び続けて、街を破壊」とニュースは紹介。

 ゲロがスクリーンにあたって、街で放映されているニュースは消えた。

「0年代のアニメが懐かしい……80年代のもだ……」とバケモノは言う。

 空を飛んで、ゲロを降らして街を破壊した。

 緑色の三つ目スライムが逆転移して登場。緑色の三つ目スライムはかなりの力を持っているので、いろいろな世界に行ける、世界を荒らす。"緑色の三つ目スライム"とは"緑色三つ目のスライム"、で、"緑色三つ目スライム"でもあるのだ。そのスライムは恐らく三体分であり、厳密に言えば呼び分けるべきなのだ、まあどっちでもいいんだが。

 緑色の三つ目スライムとやらはまた別の世界に飛んでいった、飽きたのだろう、こんなところ、知りすぎていて。

 もう、避難場なんて概念はない、バケモノは、壊しまくっているから、もう逃げ場はないのだ……?、違った。権力者たちは、異世界に逃げたのだ。

 スライムによって壊されたい世界は、もうようはないと断定して、別の安全な異世界に権力者たちは、転移した。

「もうこの世界にはようはない」とイルミナよりも強い権力を持った古代ユダヤ人の末裔は言う。

 イルミナよりも強い権力を持った古代ユダヤ人の末裔の男は、どこに行くのか、自殺か?、いいや、彼は特殊異世界に行く。アインスタイン大先生が提唱した、裏の論文に書かれたい世界に。トンデモ科学と言われがちなその論理逸脱性とされるものは非理系だとも言われがちだ、が、その異世界は実在するようだ。


 街を破壊し続ける、バケモノ。そして、街がもうない状態になった。

 なら次壊すのは町だ、と思って、街を壊す。そうだ、町を壊しに行く前、また、街を壊した、壊れまくってるのにまただ、メロンブックスを咀嚼した。嘔吐。

「俺をガイキチだと言ったやつは、ナニサマあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああァッ?!」とバケモノは吠えた。

「いしや〜きーも♪」と焼き芋屋は言う。

 今日もノンキに就寝時間であろうが遠慮することなく、無粋なメロディを鳴らして、駆けずり回る焼き芋屋。

「ブウウウウウウウウッンッ!」と違法改造車は叫ぶ。

 今日もノンキに世紀末感を無視して遠慮することなく、無粋なベータ波を鳴らして、駆けずり回るへこき虫。

 バケモノとすれ違った、パンピBは、バケモノの魔術でバケモノの亜種と化した。

 とろけるバケモノ亜種、発狂、バケモノはバケモノ亜種を指パッチンで破壊。

「ガッハハハッハハハハハハァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアイィッ!」とバケモノは言う。

 通り魔に襲われる男。

 バケモノは、善悪のことをよく知っていた。悪であることを、開き直る思想を持つのは痴呆だと、よくわかっていた。だが、脳をいじられ、もう、そういう状態には、戻れない。

「トオオオオオオオオオオオオオオオリマアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァッ!」とバケモノは言う。

「殺すなやめろオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォッ!」と通り魔は言う。

 通り魔に襲われる者も通り魔も殺した。

「とりま殺せええええええええええええええええええええええ……?!……え?!」とバケモノは言う。

 "とりま"とは、"とりあえずまあ"の略で、バケモノが不良少年時代に知った。

 もう、殺す、これのみしかわからない、もう彼は何もかもほとんどわからない、もうなぜ殺すかもわからない、手淫をするかのようにくりかえす射出行為。ゲロを何度も吐いて、町を壊す。

「わたしぃ〜Jカップあるのぉ〜」と女子高生Jは言う。

「でもわたし着痩せするタイプだから実はKあるよ」と女子高生Kは言う、ドヤ顔で。

「マジィ〜?」と女子高生Jは言う。

 この女子高生たちは、ニュースを見ていないから、バケモノのことを知らなかった。女子高生Jと女子高生Kは、Zカップ以上にされた。無限にあふれ出る母乳で空を飛ぶ女性更生Jと女子高生K。

 バケモノは、女子高生Jと女子高生Kの乳房を寄せ、中央に集め、同時吸いした。

「オイシイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイィッ!」とバケモノは言う。

 バケモノでも性欲は残っているようだ。いや、増幅したのか。

 バケモノは、女子高生Jと女子高生Kのオッパイでパイズリしだした。

 バケモノはわしづかみしたオッパイを夢中になってそのようなことする道具かのようにしごいた。

 バケモノは、イケメンドラゴンと、イケメンを半分にしたのを接合した感じの容姿である。結果、女子高生も恋できる可能性は高い。実際、女子高生Jと女子高生Kの心内は、恋していた、バケモノに。恋というと極端、でも、かっこよく見えた模様だ、さすが、先鋭たちをあつめて改造されただけある。

「ねえなにこの人」と女子高生Jは言う。

「わかんないけど、なんかかっこよくね?」と女子高生Kは言う。

「ていうかわたしたちのオッパイでかくなりすぎてる」と女子高生Jは言う。

「そして母乳止まらないんですけど、空飛んでるし、なにこれ、気持ちいいのか気持ち悪いのかよくわからない」と女子高生Kは言う。

「これが仏教でいう空の概念だ。おまえたちにはわからんか?、仏教?、なにせ世間では俗物な仏教ばかりがあふれていやがるからな、まあそれも気持ち悪いが、俺はそういう気持ち悪さも余計に美人をエロくするんだと思っていて許容しているんだ」とバケモノは言う。

「へぇ、なるへそ」と女子高生Jは言う。

「なるへそってなんだっけ。なるへそのごまって?」と女子高生Kは言う。

「へそも見させろ、なめなめしてやるよ、へそのゴマも。きみたちのへそのゴマならむしろエロいと思えるぜ」とバケモノは言う。

 バケモノは、もう本来の人格を失いすぎた。バケモノは、ずっと童貞で居続けれることを誓えるぐらいに、真面目な男で、バケモノ崩壊は、バカモノからのいじめが原因だった。

 バケモノになる前のバケモノをいじめていた、バカモノ。自他ともに認める学校一の不良、本当にただのバカで、自分は理解者いないと気づいた、そこからは、聖人君子のふりをしだした糞野郎、本当はクズのままなのに、どうにかして取り残されないようにいい人ぶるだけは上手くなった。バカモノはとてもヤりたがりで、性悪すぎる、とにかくモテ男には嫉妬する、そして、いじめるのだ。気に入られたい、でもタバコはやめれない、バカ。あの様子では、何も苦しむこともなく生きているからああなのだ。

 バカモノによって狂わされすぎたバケモノになる前のバケモノ、入退院を繰り返して、病院も救えないほどに壊れた。息が臭い、これは、壊された、結果こうなのかと、壊れがひどくなって口臭を感じだした、バケモノになりかけのバケモノは、悩んだ。口臭が、ウンコのニオイなんだって、気づいたんだんだよ、死にかけで。

 外出んといかん時に、機嫌取りのつくり笑顔をして、臭さを感じたんだよ、口の。

 ゲロ、泣いて吐いた。ゲロばかり吐く毎日に呆れたバケモノ。すべての元凶は、あのバカモノにあったのかと思い出すたびに許せない。バカモノは、反省していない、反省できないのだろう、ネット上を調べればすぐに出てくるそのバカモノ、姿をさらしている、なんだあれはってほどに、今もだ。

 いわゆるズタボロの廃人以上となったバケモノになる前のバケモノ。ズタボロなのは嫌い、ズタボロで思い出す、『スカボロ・フェア』は好きだった。

 バケモノは壊した、砂漠も、壊した、なにもないところも、綺麗な感じの草原も、壊した、が、すべて壊すかは、迷った。

「この、草原を、壊すことは、駄目なのか?、俺よ?」とバケモノは言う。

 今バケモノは、女子高生Jと女子高生Kを体につけて融合状態。

 草原も壊した、バケモノ。

 バケモノは、今、世界中で有名だ。

 女子高生Jと女子高生Kは、新聞とかTVに興味ない系の子たちだったからこのバケモノ知らないでいるが、そのような興味ない系の者たちも、今ではもうバケモノのことを知っている。

 バケモノをバケモノの道に追い詰めた、バカモノは、バケモノを知った。未知の物体といってもいい具合に壊れた感じのこのバケモノ、でもバカモノは、わかった、あれは、自分が数年前、いじめた、あのイケメンであると。

「俺は、糞未満なやつらにいじめられて死ぬ寸前を何回も経験した」とバケモノは言う。

 女子高生Jと女子高生Kは、バケモノがなぜこうなったのかの話を聞いて、さらにそのバケモノのことを好きになったと同時に、そのバケモノのことをかわいそうだと思い、バカモノのことを許せないようになった。

 バカモノは、バケモノに、対抗しにいこうと、改造されにいった。

「おれを最強にしろ」とバカモノは言う。

 バカモノは、代々チビの家系で生まれたため、長身を殺したいといつも思っている。嘘のようで本当にそう思っているクズはいる。

 バカモノは、ロボットと、なった、半分だけ。

 バカモノは、改造される事自体似合わない男だ、外身も中身も。

 バカモノの、左脳は、生きていて、バケモノの右脳は、生きている。

 バカモノを改造したのは、電マ屋。バカモノは電マプレイが大好きなのだ、手先が器用ではないから、なおさらだ。当然、バカモノのが、バケモノより、弱い、でも、勝てると思っているようだ。

 電マ屋で改造されただけあって、電マだらけのボディーでいる、バカモノ、でも、自信満々で、腕組んでいてドヤ顔。

 バカモノは空を飛んだ。そして、バケモノのもとに、向かう。

「コラヤメロ、ソコマデダッ!」とバカモノは言う。

「なんだよオマエ、久しぶりだなァッ?、だよなァッ?!……ロボットになったのか?……アハハァゥッ!笑わすねえェッ!」とバケモノは言う。

「ソウイウコトデワラッテハイケナイ、オマエハ、イツモ、ソウダッタ。アノトキ、ガイキチヲオカシイトイッタ、ユルセナイ」とバカモノは言う。

「てめえナマイキすぎだぞ、人んちの親を散々バカににして……怒られるのはいつも子の俺なんだぞアレでなァッ?!」とバケモノは言う。

 バトル。バケモノとバカモノは、もう壊すところもないのではという世界を舞台にバトル。

「ゴラァッ!、俺より水泳不得意ィッ!」とバケモノは言う。

 バケモノは、バカモノを海に沈める。実際に、水泳は、バケモノのが強いのに中々ピックアップしてもらえない。その理由に、小学校のプールよりも中学のプールが狭いため、短距離ばかりを採点され、長距離水泳が、注目度が低くなったことがあるとされる。

 機械族のバカモノは、水に弱い……と思わせて、防水だ。

 バケモノは、海の中でも平然と長時間入れる体質を薬物で手にしたため、海中をほとんど自由に動ける、サメだって殺せる。偶然見つけた海底都市を破壊。バケモノは破壊する気なかったが、バカモノのほうが、伸縮式特殊電マアームを起動させて、その時に壊した。

 バケモノは、バケモノになる前、いじめを受けすぎていた、それは、警察に言っても全く問題ないレヴェルだ、でも言わない、お人好しすぎた、でも、バカモノのことを好きで、そういうふうにしていたわけではないのだ、ただのお人好しだ。

 暗闇の中、海底都市の巨大ホール内へと入るバケモノとバカモノ、戦いを繰り広げた。なんと、そこには、エイリアンが、人のように見せて、黄色のセットアップを着て、ドラムスを叩いている、ゲーソンで。とても激しい、実はテキトーなんじゃないかってぐらい、いろいろとやっている、だが、バケモノとバカモノは、それを放置して戦い続けた。バケモノ、彼の名前は、佐同だ。名字で。"作動"と同じ音、で、作動というとロボットっぽいがロボットではない。バケモノのほうは、ルザンと呼ばれていた、実際本名である、名字ではない。

 エイリアンもバケモノだが、この世界ではもう、バケモノといったら、佐同のこと。このバケモノはバケモノの権威だ、と認められたか、が、もう壊れた。世界はもうこの海底都市と宇宙程度しか残っていない。

 バカモノとは、ルザンぐらいだ。ルザンというバカモノは、バケモノに会いに行くっ途中で、世界を壊しまくったのだ。昔、ルザンは、ずっと友達だよと、思っていて、発言でもそういったものがわかる感じだった、でも自ら引き裂いた、友情を。

 海底都市の巨大ホールは美しいとバケモノは感じるが崩壊、バカモノが荒らしすぎたのだ。

 飛んで、宇宙に行くバケモノとバカモノ。

 宇宙ステーションに到着、バカモノは、それを破壊した。バカモノは、自分が、バケモノを壊しにきたことを、忘れていて、ただ、得た力で破壊をするほうにながされていってる。インチキペニス増大サプリを売って金稼ぎしていたバカモノ。

「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ?!」とバカモノは言う。

「アァ?」とバケモノは言う。

「フォッフォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオイィッ!」とバカモノは言う。

 バカモノは意味不明なことをずっと前から言う癖があった、今もだが、叫び声とかでわかる。

「ウルセエゾゴラァッ!?」とバケモノは言う。

「カミノケノバシタイヨオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!」とバカモノは言う。

 髪の毛を伸ばしたい。でも、伸びない。これは、バカモノがメカになっているということ、毛を生やすまでの強さはない、と。でもバケモノなら可能、でも元々長髪なバケモノにはそれはいらない。

 バカモノは、叫ぶ、暴れる、もう放心状態だ、元からこういう性格だが。

 宇宙は、壊そうとしても、中々壊せない。宇宙は惑星や宇宙ステーションを壊したらほかは壊すようなものないぞとバカモノは判断。

 太陽に接近、バケモノは死なないと過信してバカモノとともに戦いながら近づいていった。太陽は、熱くなかった。そして、太陽でのバトルになり、バケモノは、学者たちによって刷り込みされた能力を使い、ブラックホールっぽい何かを出現させた。

「コレガマサカアノ……これがまさかあのっ、ブラックホール?!」とバカモノは言う。

 驚きのあまり、力を出しすぎて言葉がロボットっぽくなくなったバカモノ。

 機械である分、壊れたら、修理しないと壊れたままといった感じのところもあるのが、弱点でもあるバカモノ。昔から、なんか残念なやつじゃなさそうに振る舞っていた、が、わかる人にはわかる、べつに大した存在でもないことを。バケモノのほうは、自然治癒力もあり、頑丈。バカモノは、どんどんパーツが分離して、吸い込まれている。

 勝てる理由がないとバカモノは思い始めた。

「テメエェッ! ユルサンゾォッ!」とバカモノは言う。

「はいはい。ああ、でもさ、おまえ、よくそこを許せって説教してきただろォッ?!、なら許せやああああああああああああああああああああああああアァッ!」

「許せよ! また昔のように遊ぼう!」とバカモノは言う。

「んな、無駄だ。だってさ、そういう俺を裏切ったんだもんなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああァッ!」とバケモノは言う。

「もうないよ、もうわけ違うだろ、なあ」とバカモノは言う。

「都合よすぎだっつうのォッ! 俺はおまえの好きな女も、もう興味わかねえ、おまえの性癖、俺は持ってねえ、もう俺は、ストイックすぎるんだ、でも世間はまるで俺を高評価しねえ」とバケモノは言う。

「アッソウッ!」とバカモノは言う。

 キレ合い、こんなところまでに行くとは思っていない、両者。

 太陽上でのバトル中に、エイリアンが舞い降りた。

 エイリアンは、日本語を使う。日本語は、エイリアンが降らした。音楽もそうだ、創作のネタすべても。

 エイリアンは、見るからに人外のイメージが強いが、あれは、実はエイリアンではなく、地球人のクズを、改造してああなったのがエイリアンとされている。エイリアンは、美形だ。

「……退けぃ」とエイリアンは言う。

 バケモノとバカモノは、エイリアンによって操られた、超特大ブラックホールに吸い込まれそうになった。

「じゃあね、ルザン?……。昔の遊びの別れのように、言ってみたよ、皮肉でさ」とバケモノは言う。

「死ぬときも一緒だって言ったろォッ?!」とバカモノは言う。

「ソレハオマエガカッテニキメタンダロウゥッ?!」とバケモノは言う。

 もう世界は壊すところは太陽ぐらいしかないのではというぐらいにブラックホールにあらゆるものが吸い込まれている。

「バケモノよ、また再生させる気はあるのか、世界を」とエイリアン長老は言う。

「ナイネェッ!」とバケモノ言う。

 地球にまで飛んで到達、地球を握り拳一つで破壊。

「ゲロガデルウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウゥッ!」とバカモノは言う。

 泣きながら震え声でゲロを吐きながらブラックホールに吸い込まれて真っ赤にひきさかれたバカモノ。

「今際の際の発言があんなんだと、相当糞だろうなー、糞なのは知ってるけど」とバケモノは言う。

 バカモノはブラックホールに吸い込まれて、彼の半人生が終わった、半分だけではい、もう完全に死んだのだ。

「おまえが勝者だ」とエイリアン長老は言う。

「しかしおまえごときに世界を任すことはできん」とエイリアン王は言う。

「残念だが、おまえごときに担当されては、狂うってもものだ」とエイリアン長老は言う。

「でも、私たちは異世界に行く、もうこれでいいでしょ」エイリアン王は言う。

「そうだな」とエイリアン長老は言う。

「異世界たちは、裏世界に広まりしあしていて……」とバケモノは言う。

「もうこいつの体は限界のようだ、会話ができていない」とエイリアン王は言う。

「こいつを残して我々は異世界入しよう」とエイリアン長老は言う。

「だな。では、な、佐同、最後の地球人よ」とエイリアン王は言う。

「もう人外だけどな」とエイリアン長老は言う。

 バケモノは、一体残された。厳密に言えば、三体だが、女子高生Jと女子高生Kは、バトル中の衝撃で死んだ。

「世界には、無限の可能性がある……」とバケモノは言う。

「そうだぞ、ヒトではほぼ無力だけどな、オーホホホホ」とエイリアン長老は言う。

「そうだぞ、このザマでは、人生は呪いそのものではないか」とエイリアン王は言う。


 異世界は、権力者たちの、避難場等である。

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ジ・アナル開鑿から始めるペニス増大計画∧ジ・イセ神宮から始める異世界転生計画 オカザキR .セイチ @seichirichardokazaki

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