二重に面白い。

まず、書き方が面白い。
二人の主人公の言葉、心情を同時に見ることことができる。またルビを使い、音が近づき遠ざかる様子などを視覚的に表現している。
そして、話が普通に面白い。
表現の奇抜さに依存するのではなく、作者の持つ文章力があってこその作品。