恋愛モノかと聞かれると唸ってしまうような、2人の距離感が堪らなく好きでした。 「死」という、誰にでも訪れるけれど、2人にはまだ早すぎるテーマ。最初は目を背け、でも2人の関係が深まるほどに、自分とも、相手とも、やっぱり向き合わなくてはならなくて。作家の少女と、読者の少年の、短くも長い物語。 読み終えた後に思わず深呼吸してしまうような、儚く切ないお話です。
少年と少女の優しい物語です。 かつて父を奪った病と同じ病魔に冒された少女と、少年が出会う。 彼女の病は、不治の病に近いが、助かる可能性もある。 そんな中、地球を破壊させようとする彗星も近づ…続きを読む
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