閑話 3年目の学園生活

まさかの連載再開――ではなく、補足説明です。「ろりねこ」の2年後、令和5年度の話です。

番外編 性交同意年齢が上がったらしい。

「ろりねこ」の読者の皆さん、お久しぶりです。

「語り手」兼「竿さお役」の甘井ミチノリです。


 えっ? 続編の「ろりくま」も、読んでくださっているのですか?

 ありがとうございます。クマさんも、きっと喜びます。


 令和5年度になった現在、僕は優嬢学園の6年生です。


 今は、もう令和6年ですって?

 あなた、さては未来人ですね。


 この世界は「令和5年」という設定です。

 令和6年だと、もう僕は学園を卒業しているはずですからね。




 6年生では、再び天ノ川さんと同室となり「アマアマ部屋」が復活しました。

 もちろん、天ノ川さんの妹であるネネコさんとも同室。

 僕のかわいい妹であるポロリちゃんとは、3年間、ずっと一緒の部屋です。


 クマさんとは円満に別れましたが、今でも、時々、させてもらっています。

 しばらくは、特定のカノジョを持たずに、学園生活を楽しむつもりです。


 ネネコさんには「卒業までに100人、イけるんじゃね?」と言われました。

 今のところ、ネネコさんとクマさんを含めて、相手は60人ぐらいですかね。




性行為なかよしの練習相手なら、アマちゃんが、お勧めだよ!」

「ふふふ……そうですね、甘井さんとなら、後腐れもありませんし」


 クリさん達のお陰で、クラスメイトの半数以上と「練習」できました。




「ダビデ先輩にマッサージしてもらえば、すぐに胸が大きくなるよ!」 


 カンナさんの宣伝のお陰で、5年生も10人以上、釣れました。




「まだエッチしたことないなら、ミッチーに頼めば、いいんじゃね?」

「えへへ、お兄ちゃんはね、ポロリにもとっても優しくしてくれるの」

「あはっ、ミッチー先輩がエッチしてくれたお陰で、少しせたよ!」


 ネネコさん達のお陰で、3年生の、ほぼ全員と「仲良し」できました。




「ダビデ先輩ファンクラブは『抜け駆け禁止』だよ! みんな平等に!」


 クルミ会長のお陰で「添い寝イベント」まで開催され、4年生の、ほぼ全員とも「仲良し」できました。2年生の会員達からも「初めて」をいただきました。




 実は、今年の1年生達も、すごくかわいいんですよ。

 でも、まだ12歳の子が多いので、手は出せません。




 ――おっと、近況報告は、ここまでにしておきましょう。

 詳しい話は、機会があれば、後ほど。






 そして、ここからが今回の話。

 令和5年7月の出来事です。




「今日は、皆さんに、重要なお知らせがありまーす!」


 体育館で臨時の集会が開かれ、長内おさない先生が、このようにおっしゃいました。


「よーく、聞いてくださーい! 今月、7月の13日から、性交同意年齢が、13歳から16歳に、引き上げになりまーす!」


 なんと、7月13日から性交同意年齢が3歳も引き上げられるというのだ。


「中学生でエッチしたら、相手が捕まっちゃうので、気を付けてくださいねー」


 16歳未満との性行為は、「不同意性交罪」という犯罪になるらしい。

 6年生の僕は17歳だが、中学生が「仲良し」したら、相手が犯罪者。


 ――これは、いったいどういう事ですか!


 僕が「仲良し」させてもらっている相手の約半数は16歳未満。

 ネネコさんも、クマさんも、ポロリちゃんも、みんな14歳だ。


「マジ? ボク達とエッチしたら、ミッチーがタイホされちゃうじゃん!」

「うん、うん」

「そんなのダメだよぉ!」


 3人とも、哀れむような目で僕を見ている。

 客観的に見ても、女の子が最も美しく輝く時期である14歳。

 そんな14歳の女の子達を愛でることが許されないなんて……。

 僕の人生は、これで終わりなのか。


 そんな事を考えてしまったのだが――


「でも、2人とも13歳以上であれば、年齢差が5歳未満なら合法でーす!」


 ――年齢差が5歳未満なら合法。


 17歳と14歳なら、年齢差が3歳。つまり、合法らしい。

 ネネコさんも、クマさんも、ポロリちゃんも、同意があれば合法。

 僕が18歳になって、年齢差が4歳に広がっても合法である。


 もっと言えば、相手が1年生でも、僕より誕生日が1日以上早ければ合法だ。

 13歳になった時点で、僕がまだ17歳なら、年齢差は5歳未満ですからね。


「ふふふ……甘井さん、良かったですね」

「そうですね。危うく犯罪者にされてしまうところでした」


「ヤっても、ナイショにしてれば、バレなくね?」

「うん。でもね、ネコちゃんみたく、きっと、お友達に自慢しちゃうと思うの」

「あはっ、ロリちゃん、ひどい」


 あー、やっぱり3人とも、かわいいな。さすが14歳。

 というか、中学生の女の子は、みんなかわいいですけど。


 こんなにかわいい女の子達と「仲良し」しても、僕は罪に問われない。

 これは、女子中学生と年齢が近い、男子高校生の特権だ。


 卒業まで、あと7か月。婚活なんかより、今のうちに、中学生の女の子達と飽きるまで「仲良し」しておくことのほうが、ずっと重要な気がします。


 ――えっ? 婚活はどうしたのかって?


 あははは、皆さんの予想通り、僕は「まだ」売れ残っています。

 でも実は「もう」僕には子供がいるんですよ。


 母親は誰かって? その件については、連載中の「ろりくま」をご覧ください。

 第4章あたりで、きっと分かるはずです。


 それではまた。ごきげんよう!

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