呪詛は廻る。災禍は止まらず。無尽の死怨が、今、花開く。

 凄惨。
 その一言に尽きます。
 怒涛の悲劇、未曾有の惨劇。
 凄絶極まる展開の数々にただただ翻弄されるばかり。
 終始鳥肌モノでした。
 呪いが巡り廻り、終には無慚な結末へと辿り着く、その秀逸な話運びには感嘆の声しか上げられません。
 その完成度故、あっという間に読みきってしまいました…………この災禍の行き着く果てはどうなるのか、恐ろしくもあり興味深くもあり。
 素敵な作品を有難うございます!

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