『PPPの翼』

突然、巨大なコウモリ型セルリアン👁‍🗨に襲われたPPPライブ。逃げ惑うフレンズ達の中、立ち向かったのはPPP🐧の5人だった。

ﾌﾟﾘﾝｾｽ：｢私達のライブ…私達の時間を邪魔させはしない！行くわよ、みんな！｣

他4人：｢｢｢｢おー！(お〜)｣｣｣｣

しかし…空を自在に舞う相手に対し、飛べないペンギン達に為す術はなかった。身体から沢山の小さなコウモリ型セルリアンを、PPP達に向けて飛ばす巨大セルリアン👁‍🗨。もうダメかと思われたその時、PPP達の背後から声が！

｢キッキッキ。私たちと同じ翼を持っているとは…いい度胸してるな！｣

｢退治します。｣

現れたのは、ナミチスイコウモリとカグヤコウモリのコウモリコンビ🦇その飛行能力で、小型セルリアンを次々と蹴落としていく。

ｶｸﾞﾔ：｢聞こえましたの。あなた達PPPの諦めない声が。｣

ﾅﾐﾁ：｢それを聞いて逃げる訳にもいかね〜コウモリは耳がいいからな！｣

だが、ここで巨大セルリアン👁‍🗨が小型セルリアンを大量排出！コウモリコンビでも捌ききれなくなった。再びピンチに陥るPPP一行…ここでﾌﾟﾘﾝｾｽが！

ﾌﾟﾘﾝｾｽ：｢コウモリは耳がいい…そうだわ！マーゲイ！音量MAX！｣

ﾏｰｹﾞｲ：｢わ、わかりました！曲は？｣

PPP：｢｢｢｢｢"純情フリッパー！"｣｣｣｣｣

再開されたPPPライブ🎶 あまりにも大きな音、小気味よいリズム感に、小さなコウモリ型セルリアン達はその翼を止めた。｢さっきの仕返しだ！｣｢倍返しですわ。｣ ＞ﾊﾟｶﾊﾟｶﾊﾟｯｶｰﾝ！＜ 小型セルリアンを全て退治したコウモリコンビ。

ﾅﾐﾁ：｢ちょっとうるさいけど、大したアイディアだな！PPP！｣

ｶｸﾞﾔ：｢素晴らしいコンビネーションですわ〜。｣

歓喜に沸くPPP一行。しかし、ここに来てなお巨大セルリアン👁‍🗨は健在…その大きな翼で強風を巻き起こした！｢うわぁ！｣｢キャア！｣体の軽いコウモリコンビは瞬く間に吹き飛ばされてしまった。ついでにマーゲイも。

ステージ上に‪残ったのはPPP5人のみ…強風吹き付ける中、なんとコウテイは前に歩みを進めた。

ｺｳﾃｲ：｢例えブリザードの中でも、行進する私達を甘く見るな！｣

また一歩、一歩と巨大セルリアン👁‍🗨に向かっていくコウテイ。残りのペンギン達もその背中に続き、前に歩み始めた。

構わず上空で風を起こし続けている巨大セルリアン👁‍🗨。

ｲﾜﾋﾞｰ：｢一体どうすれば空にいるアイツに届くんだ？｣

ｼﾞｪｰﾝ｢わ、私達はペンギン🐧です！空は飛べないんですよ？｣

ﾌﾙﾙ｢肩車すれば届くんじゃない〜？｣

他4人：｢｢｢｢それだ！｣｣｣｣

コウテイを一番下にして肩車するPPP。1番上にはイワビーが乗り、ジャンプの体勢に入った。

ｲﾜﾋﾞｰ：｢オレはファーストペンギンのイワビー…ロックだぜ！｣

遠くでマーゲイが鳴らす"ファーストペンギン"の曲を背中に、イワビーは巨大セルリアンに向かって飛んだ。そして、その大きなフリッパー…翼をセルリアン👁‍🗨の頭にある石に叩きつけた！！

＞＞ﾊﾟｯｶｰﾝ!!＜＜ 巨大セルリアンの身体は、サンドスターの欠片となってキラキラと空中へ散った✨

｢よくやったなイワビー！まさに皆の前で冒険に飛び込む、ファーストペンギンだ。｣｢ヘヘーン！どんなもんだい！｣｢私達もがんばりましたね！｣｢ね〜ね〜ジャパリまん持ってな〜い？｣

｢ハイハイみんな〜まずはステージを綺麗にするわよ！｣｢｢｢｢はーい！｣｣｣｣

コウモリコンビを含めた観客のフレンズ達が次々と戻り、PPPライブは無事再開された…大空の下、その翼を広げて。

ﾌﾟﾘﾝｾｽ：｢みんな行くわよ！"大空ドリーマー！"｣