第15話:少年暗殺者の護衛任務その3
前書き:編集画面見てビックリ!下書きすらしてなかった((
なおこの前書きはマラソン大会前日に書いてあります。後書きには事後談が書かれていることでしょう((
=====
区長の叫びで一応冒険者は自粛してくれた。
衛兵が見るからにほっとしている辺り本当に毎年騒ぎなのだろう。お疲れ様です…。
その衛兵がはっと気づいて近づいてきた
「お疲れ様です!すでにゲートの用意が…と言いたいところなのですが少しトラブルが発生しており時間がかかっています」
「え?そのトラブルってのはなんだ?」
「はい、魔力不足でゲートが開けないのです。毎年魔力量だけが取り柄と自負している魔法師の方が協力しに来てくださっているので迅速な用意ができているのですが、その魔法師が来ていないのです」
「原因は?」
「それです。はい」
「「え?」」
俺たち同時に疑問を上げる
「いや、その騒動に巻き込まれたっぽくて…事前連絡が来たのですがその連絡聞いてる途中で途切れました。見事に巻き込まれましたね。あれは」
「おいおい、で、どうするんだ?商業区までは自分の足でも行けるが流石に商業区長と王都へ行く時は転送を使わないと…」
「転送にそんなに魔力欲しかったっけ…?」
あ、女神がまた変なこと言い始めた
「転送ですよ?転送。人など転送しようとしたらそれはもう…」
「…とりあえず、転送装置の部屋へ案内してもらえる?」
「え?あ、はい、ではこのまま奥へ」
「は?この奥?…いえ、なんでもないわ」
?
と、まぁ衛兵に連れられるまま、奥へ進んだら小さな部屋にたどり着いた。
ここが転送の部屋?
「なんでもなくなかったわ。愚の骨頂な部屋よ」
「え?」
「転送装置とかは人の魔力だけじゃダメなの。と言うより人の魔力だけで動くようにありったけの工夫がされてるのよ。この部屋はそれを全部潰してるわ。」
「???」
唐突の女神講座?
「もしかして魔力は空中にも空気同然に漂ってる事も知らないなんて言わせないわよ?これらの装置はその空中の魔力をありったけかき集めて、その上で人間の魔力を流し込む。するとかき集められた魔力の分魔力提供者の負担は軽くなる仕組みよ。軽くなるというか、平均的な魔法使いならまず簡単に起動できるぐらいには必要魔力が減るわ」
「…ってことは」
「そう。ここはほぼ密閉空間。こういう装置を置くには1番最悪な構造の部屋ね。ちなみに密室にありったけの数の強力な魔石を設置する手法もあるけどここには魔石のまの字もないわけよ」
「え…じゃあとにかくギルドに連絡して魔石を」
「おいおい、ギルドは私たちの出発地点とほぼ同じ場所にあるんだぞ。何日かけるつもりだ?」
「しかもこの場合必要な魔石はとにかく純度の良い無属性の巨大魔石よ?そんな超高級品をいくら区長のためと言ってもはいそうですかと渡すわけがないわ」
「それに、1番そういう大量の必要なタイミングは転送先である商業区の転送部屋から王都への転送時のはずよ。私やトールの魔力があればここから商業区へはどうにかなるわ」
「君たち、そんなに魔力があるのか?まぁそれはさておき、ならば商業区から王都へはどうするというんだ?」
「実はですね、ここは最悪の部屋と言いましたがそうでも無い点が有るんですよ。この部屋の壁が魔石の原石になるのよ」
「魔石の原石???」
「さすがにこの世界の文明レベルに心配を覚えたわ…魔法使いとかが魔力を作れて自然でも魔力が発生しているなら魔石だって生物から出てくるし自然にも出来るわよ」
何その理論
「しかもここの原石はかなり純度がいいわ。私たちの魔力を直接使うよりこの原石に魔力を注いだ方が消費が少ないぐらいに…」
あー
「というわけで、トール、壁に魔力をドーンとどうぞ!」
いきなりかよ!
ーーーーー
後書き:マラソンワースト10でしたねはい。
投稿遅れの原因ですか?
1.マラソンで死んだ
2.学年末テストで死んだ
3.メインサイトがハッキング食らって操作ミスで結局データ全ロスもして死にまくった←だいたいこいつのせい
的な感じです。
みんなwordpressのセキュリティには気をつけましょう。
お陰様で自分でも分からなくなってきたので最後がぶっきらぼう。
継続出来るかこれ?←既に途切れてる
少年暗殺者は神のわがままで異世界へ 荒木 英治 @eizi2002
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