第14話:少年暗殺者の護衛任務その2
前書き:訳分からん設定にした昔の自分とマラソン練習に振り回される日々が始まりました。
まともに執筆できてない関係で公開しても修正多々になりそうだなぁ…。
実際この話書いてたら冒険者を暴言者とかミスタイプしてた。気づいただけマシ((
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女神さん1人にやられていく冒険者区長狙いの冒険者達。
ざっと4桁超えました。
もちろん正確なカウントではありませんが、4桁なのは確信していいです。
未だに俺や区長の出番がないです。
…いやいや、訳が分からないし。
「あのさぁ、そろそろ働いてくれない?」
「どう働けと」
「そりゃぁ、護衛よ」
「ほとんどあんたが倒してるのに何をどう護衛しろと」
「だぁかぁらぁ察知能力は常時発動!じゃ無きゃ宝の持ち腐れでしょ!」
「いやしてるんだが、まさかとは思うがアレのことを言ってないよな?ならそれも狙えるんじゃないか?」
「察知はできるわ。察知は。ただあの隠蔽にこの弓じゃ対応しきれないっぽいのよ。そこら辺の木で無理やり生成したものだから仕方ないわね」
「そーいう事ですか…え、そこら辺の木でそんな凶悪的な矢が生成って」
「ほらっ!とっとと動く!」
はいはい。というかこんなおおっぴらに会話してんのに対象は動きを見せない。
よっぽど自分たちに自信があるみたいだな。
察知のはずなのに気配の察知どころか姿自体が丸見えに見えるんだが…隠蔽看破が作用してるわけないよなぁ?
ところで区長本人は…うわぁ、よく見たら時々一瞬対象のいる方に目線行ってる、絶対気づいてる。
さて、区長が動く前に。
こんなこと考えながらもそっとこちらも隠密状態なんですよね〜
真後ろに立ってみました。
気づきませんね。
「はぁ…」
溜息をつきながら峰打ちしました。
倒れました。
呆気ないっての。
とか思ってたら突然区長が時計を見て
「マズい、ゆっくり歩きすぎた、走るぞ!」
とか言いながら恐ろしい早さで走り始めた。
「っちょ、早すぎ!!!弓追いつかない!!!トールとっとと近接支援!!!」
「100も承知だ!!!」
いや、普通は遠距離届く弓の方がまだカバー効くも思うんだけど、俊敏の差がね。
速度を上げた上に、区長が護衛置いて先頭になって直進するのをいいことに、冒険者が進行方向に立ち塞がり武器を構える。
無論口調は片手で殴り飛ばす…は?
それでも追っかけてくるしつこい奴らはそっと峰打ち。
地味だって?最適解がこれぐらいしかないんだよ言うな。
「おーい、護衛が後ろでどうする??」
そして煽られました。
さて、本気出し...過ぎましたぁ!
「お~い、護衛が対象置いて突進し過ぎてどうする~!」
めっちゃ笑われた。
まぁ前方の敵全部壊滅してるからある意味安全なはずですが。後方からは矢が吹っ飛んでくることだし。
さて、なんか壁が見えてきた。これはもしかして?
「おぉ、もう商業区か…今年は別個で特別依頼で訓練確定だな。そうしないと暴動が起きかねん」
不穏なことを言ってるけどゴールは近い…待った、まだ商業区じゃん道のりは長い…
「お~い!冒険者に告ぐ!そろそろ商業区なので襲うのは自粛してもらえると助かる!商業区入口の衛兵がお前らの暴走抑えで毎年毎年被害が甚大だと苦情が来てるんだ察してくれ!あと今回護衛が強すぎて話にならなかったので後日特別訓練を行うのでギルドからの情報を待つように!」
あら、区長らしい(?)言葉が。
商業区では襲われないのか。
一安心。
できるといいなぁ...
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後書き:フラグです。そしてもはや月一更新になりそうで震えている。
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