過去の振りかえりとは、本来つらいものです。人によっては、泣きますし、またフラッシュバックによって、病棟にもどられる方々も少なくはないでしょう。それほどまでに、大変な事柄です。龍神さんはその体験を詩に残し、生き抜いている。お世辞にも私たちは「生き抜いている」と本当に言えるでしょうか?そう問いかけてくれるような、詩です。ぜひ読んでみてください。私もそうですが、これは万人の根本にあるべき思想なのかもしれません。
統合失調症で自殺願望もある作者/龍神さんの魂の叫びが詩と本文で表現されています。文章から、本音でこれを書いているのだな。と伝わってきて、『リアル』を感じます。ここまで生々しい本音はなかなか書けるものではありません。きっと作者/龍神さんはとても純粋な方なのだと思います。素晴らしいです。
応援したくなる自分と、いつの間にか、応援されているような気持ちになっている自分がいます。素直な心の声が、きっとそんな気持ちにさせてくれるんだと思う。
言葉の重みで背景まで見渡せそうな詩です。素晴らしいと思います。
作者の魂の叫び声が聞こえてくるような詩です。詩に作者の熱い思いが伝わってくるようです。
詩に色があるように、人にも色があると思います。詩が好きな人は、龍神さんの色を見てみてはいかがでしょうか。その叫びにあてられて、何を思うか……。確かめてみて下さい。