やがてまた来るセカイの再生あるいはセカイの終焉

フィアンセィディックキョーコン

「よし、タノシンデクレランドに移行するぞ」

 タノシンデクレランドとはなんなのか。それは、噂によれば、イスラエル付近に最近建った、城だ。規模はどういったものかは伏せられてるが城であることは確かなようだ。だがある人は神殿だと言うから、人それぞれ言い方も異なってくる。一部の権力者などしか知らないらしい。決して危険な所ではないようだが。そこには死後の世界体験装置があるらしい。性行為、違法薬物、安楽死装置は最早時代遅れだともここの設立者は考えている模様。その装置を使えば、自殺すらも無駄に感じるんだとか感じないんだとか。

 タノシンデクレランド、その設立者の名前の中には”Gino”と、ある。

 そしてその死後の世界にあるのが、タノシンデクレワールドである。一方タノシンデクレランド本部。


 式中。そこには数多な権力者がいた。しかし数は多いがそれは逆であるとも言える。有数な権力者たちなのだから。

「死後世界体験装置開発者、練生川さん、なにかお言葉は」司会は言う。

「全人類を次のステップへ、はいおしまい」練生川叡明は言う。そしてそのお言葉には盛大な拍手。

 拍手はあっても、叫んで絶賛とかはない点、ここの参加者は落ち着きがあるともいえる。

 人生の暗さをすべて覆すとも誰かは言う。

 これがタノシンデクレワールドだ。


 ある日のこと。町で、街で、村でも、誰かが、フィアンセィディックキョーコンという作者の書いた本を読んでいるが、これは、フィアンセィヂックキョウコンのことなのだろうか?

 この時、ある、震えれる能力を持った男は、その震え症を利用して、セックス中によく震える、この、挿入中の震えは、女をイかすのに大変便利なんだって。


 注釈:これらはすべて、心内での闘いだったという説もある。

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フィアンセィヂックキョウコン オカザキR .セイチ @seichirichardokazaki

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