現実がファンタジーに汚染されたら?という最近あるあるで、家族を大切にしているのが好感触。
でも幾つか引っ掛かり。
初見の敵なのにつらつら解説始めて「その知識はどこから?」ってすっごい引っ掛かりました。
また実家が神社というのに檀家、氏子といった話が全くなく、田舎の寺社仏閣なら地域のコミュニティの中心になりそうなのにそういった話は皆無(自分が読んだところまでですが)
ボスなどもソロで当たり前に挑んで死にたいのかな?と度々疑問に感じてしまう。
銃器は許可されないのに槍はいいのか?とか「この話じゃそうなんだよ」って言われたらそれまでだがモヤモヤして、んーむ。
久しぶりに一気読みさせて頂きました。
【家族を守る】が、テーマの作品です。
最後までブレる事の無かった主人公が素晴らしいの一言。
出てくる人物のストーリーもしっかりと設定されていて、思わず感情移入してしまう事も…… 特に面白かったのがアイテムの設定や、それに伴う説明。
更には膨大な数のモンスターが出てきます。
種類を書くだけでも相当な時間がかかる。が、モンスター好きや、武具やアイテムに魅力を感じる人には、たまらない作品になっております!
間違いなくオススメ作品ですので、何はともあれ読んでみて下さい!
最後に一言…… 続編はいつスタートでしょうか?😋
良い作品に感謝です❗️
98話までの感想です。
現代社会にダンジョンが!というネタは最近よく見るようになったネタですが、この作品の場合は「更にそこから20年後」というアイデアが面白いと思って読んでおりました。内容としては確かに面白かったです。主人公とその一家がほぼ丸ごとダンジョン討伐に参加するという点も斬新だと思いましたし、戦闘シーンも中々迫力有りました。文章そのものも上手く、読みやすかったです。
…が、「ダンジョン潜る→敵を倒してレベルアップ&ドロップアイテムによる強化→ダンジョン潜る…」の繰り返しで飽きてしまいました。これがWIZのようなゲームならナンボでもいけるのですが(笑)
主人公一家にしても、母親・息子は殆どモブ。主人公は大抵ソロで潜っているために、父親、妻、兄との交流シーンも余りなし。周囲の状況にしても、危険だ危険だと言ってる割には水も電気も(恐らくガスも)大丈夫という、イマイチ危機感の感じられない状況が続いております。ご近所さんからして、「なんか世の中ヤバくなってきたみたいだし、ちょっと近場に潜って鍛えておくか」という程度のようですし。
逆に言えば、そういった「緩やか」な現代ダンジョン物を楽しみたい方にはお勧めです。俺ツエー要素も有りますし、前述の通り戦闘シーンは一見の価値が有ります。敵と言えばモンスターだけで、悪意ある人間が悪巧みしてどうのこうの…なんてのも(今の所)有りませんので、そういった展開が苦手な方も安心です。
ただ私にはちょっと刺激が足りなかったな、という事です。