読んでいて、主人公が真面目な宇宙警官だということがよく分かりました。こういう人には活躍して行って欲しいと思いました。
SF短編で、話の流れがスムーズに読めます。ちょっとした時間に読めるのはいいですね!
実に、短い短編ながらも、あっと驚く、ドンデン返しの結末に、久々に感動しました。SF小説の傑作です。でも、これ以上は書きません。ネタバレになりますからね。ただ、黙って、読んで見てください!!!
わたしならちょっと気づいてきても、思いきって言い出せないかもです。しかしこれこそ、宇宙警官たる資質なのでしょう…!
私は星新○さんが大好きです。 短い文章の中に、これでもか! とエッセンスを入れ、さらにオチまでつけるという高等技術! きっとこのお話も彼や上司をS氏やF氏に置き換えれば、かの巨匠の作品と思われるかもしれません。 やっぱり宇宙人って最高ですよね。
主人公は日々、宇宙をパトロールする宇宙警察。 そんな主人公が、パトロール中に「謎の声」をキャッチする。 その声の主を探す主人公。しかし、声の主は見つからず、周りから冷やかされる始末だ。例えば、都市伝説的に、「謎の声を聞くと、呪われる」とか。 一体、あの声は誰の声だったのか? そして主人公の昇級試験との意外な関係性とは? 是非、御一読下さい。