パンツを食べたいくらい、君が好き!そんな熱心な気持ちが伝わってくる。
という催眠術に近い小説。パンツ食を勧める新興宗教の勧誘を受けているかのような、そんなセンスオブワンダーを感じました。極めて論理的に話が進み、ヒロインもあれよあれよという間に洗脳されていく過程はサイコホラー。読後感にはアンモニア臭が漂います。忘れられない一作になりそうです。