白武士道紹介
白武士道
第1話 白武士道紹介
初めまして、白武士道と申します。
初めて何かを創作したいと思ったのは小学生の時。
衝動に身を任せ、時に漫画を描き、時に小説を書き、時にゲームを作り……でも、やっぱり最終的には小説に戻ってきてしまう中年の社畜です。
これまで身近な友人にのみ作品を公開していたのですが、執筆の技術を向上させるにはより多くの方に読んでもらうことが必要だと悟り、仕事の合間を縫って一念発起してカクヨムの世界に飛び込んできました。
カクヨムでは異世界ファンタジーを中心に執筆しています。
特徴と呼べるものがあるほど文才はないのですが、ファンタジー世界の人類文化の造詣と生態系の解釈には、極力リアリティが出るようにこだわっています。最終的には、同一世界観を用いた大河小説のようなものを書きたいと思っています。
以下サンプルとして、「ファウナの庭」より抜粋。
◇◆◇◆
「最大の特徴は、名前の由来にもなっているこの背中です。ほら、見てください。背中の部分だけ体毛が硬質化しているでしょう?」
つられて、ミランも腰を屈めた。少女が指摘する通り、背骨を通る形で硬い体毛が束になっていた。形状としては棘というよりは鋸に近い。
「ああ、これか。確かに剥ぎ取る時、手に刺さりそうになったな」
「動物学的には針毛というのですが、これが頭からお尻まで断続的に束になっています。これは上位の捕食者から身を守るために発達したと考えられていますが、本来、猪は体毛の保護色によって周囲の風景に溶け込んで外敵から身を隠します。うりぼうのしましまがそれですね。ある程度大きくなると縞模様が消えてしまうのは、その時点で彼らの天敵が極端に少なくなるからなんですよ。しかし、セトゲイノシシが属する生物相で生き延びるためにはそれでは足りず、もっと直接的な防御手段が必要だったのでしょう」
つまり、本来の生息地にはこれを食うような化け物がいるということだ。恐ろしい話であるが、不思議ではない。
「猪は性的二形が顕著なので、大きさで判別できます。この立派な針毛から推察するに、これは
少女の問いかけの意図がつかめず、ミランは首を横に振った。
「交尾の仕方が特殊なのです!」
◇◆◇◆
まだまだカクヨム初心者。
中年、さらに社畜なので更新速度は不定期ですが、それでも自分から創作への熱意が消えない限り、作品を書き続けていきたいと思っております。
どうぞ、よろしくお願いします。
白武士道紹介 白武士道 @shiratakeshidou
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。白武士道紹介の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます