第12話 三人寄れば·····
三人寄れば文殊の知恵といいますが
子どもが3人以上集まると何が起こると思いますか?
そうです。揉め事。意見のすれ違い。
はじめてのオフ会2日目、女子のうち1人は彼氏とデートに。なので男子が5人と女子が1人になってしまうため、私と女の子で原宿へ。
男子達は別行動で秋葉原とかに行ったのかな?夕方の花火大会に浴衣で行きたい!でも天気が怪しい...といいつつそれぞれに別行動になったのですが
デートに出かけた2人はなかなか時間通りに観光できず電車に大幅に遅れ、原宿に行った私たちも買い物やらその当時その子と私が好きだったモデルのチェキ会に参加したためやや遅れ気味に。
男子の班長的な役割の子がまだ心の余裕がない時代だったので、遅れる方は急かされ、言い方の問題でやや不穏な雰囲気になり、どうにかこうにか花火には間に合う時間に戻れたのですが...。
まぁ、1度揉めると不穏な雰囲気ってなかなか解消できないお年頃なのもあり、結局花火が大雨で中止になっちゃったりで3日目までなんとなくビミョーな空気は続いちゃいましたが、なんとか最後までしっかり予定通り遊んで全員を帰路に見送りました。
相手の気持ちを汲み取るとか、察するって大人になっても難しい。ましてや、不慣れな土地の不慣れな交通網。
そもそも、花火大会に行こう!ってなってオフ会が企画されたのですが、企画したご本人は大人数に馴染めずに不参加。
そのため宿泊先も都心ではなかったので交通の便が悪かったりして大変だったり...。
これが初年度の8月の事ですが、なんやかんやと集まることがこのあと9月、10月、11月、12月、1月、4月と続くのです。
1度会うと楽しいもんね。
その度に泊まるとこ、乗る飛行機、高速バス、毎回課題になります。
ただ結局集まりやすいのは東京。
地方組の寂しさや羨ましさはたぶん東京にいる私の想像より遥かに大きかったと思います。
それでも、大人会するよーってなれば関東圏の子は少し顔出しに来れたり、スクーリング出てるよって言ったら終わる時間に合わせて出てきたり、その度に地方にいる子は寂しくて不安定になったりカップルだとヤキモチに繋がったり、子どものグループに大人がいると結局なだめたりさとしたりになってしまうし、結局どっちの肩を持つとか仲裁をするということに神経を使ったりする事が圧倒的に増えていきました。
私がN高を選んだ本当の理由 N高等学校1期生の人 @y2896y
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。私がN高を選んだ本当の理由の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
あー坊譚/野苺スケスケ
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 2話
ドロップアウト/鹽夜亮
★9 エッセイ・ノンフィクション 連載中 3話
おっさん100%/雪うさこ
★78 エッセイ・ノンフィクション 連載中 170話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます