第5話初めてのデート!深月の本気!

~文化祭が終わった日の夜~



「…(魄斗とLINEをしている)」



君から告白されるとは思わなかったよ。

うるせぇ。第一お前も好きだったんだろうがよ。

まぁそうだけど…。

そういえば明日休みだったよな?

そうだよ?

デートしようぜ。

…えっ?あっうん。

んじゃ明日12時に駅前な。んじゃおやすみ~




「…デートって…僕…かわいい洋服持ってない…」

「…あいつ誘ったのはいいけど…どうするかな…」





「…もしもしママ…?あっ…お願いがあるんだけど…」





~そしてデート当日の朝~


~深月は~


「ねぇお姉ちゃん…これ…ホントに大丈夫かな?」

「安心しなさい。ちゃんとかわいいわよ。」

「…そっか。それじゃあいってきます。」



~魄斗は~



「…こんな感じでいいかな…んじゃ行くか。」




~駅前~



「…(あいつどんな服装してくるかな…楽しみだ。)」

「魄斗~!」

「おっ来たか…って…」

「ごめん遅れたかい?」

「…お前その服…」

「自分で…あわせてみたんだけど…どうかな?(服装白のセーターに黒と白のフリルスカートに黒のニーソックスという感じ)」

「…可愛いな。」

「…よかった。」

「それにしてもまだ10分前だぞ?もう少しゆっくりしてもよかったんじゃないのか?」

「…ワクワクして来てしまったの…」

「へぇーお前でもワクワクすることあるんだな。」



ごつっ!



「いってぇ…」

「全く失礼だね…」

「まぁいい…とにかく飯だな。どこがいい?」

「普通のところでいいよ。僕は。」

「そうだなぁ…それじゃあジョイフルでも行くか。」

「そうだね。」




~ジョイフル~



店員「いらっしゃいませ!2名様ですね!禁煙席でよろしいでしょうか?」

「はい。」

店員「2名様ご来店でーす!」

「…(席につく)」

「ねぇ。魄斗。」

「なんだ?」

「…ご飯食べたあとどうするの?」

「そうだなぁ…映画でも見に行くか。」

「…なに見るの?」

「ホラーとか?」

「…(プルプル)絶対いや。」

「…わぁってるよ。」



~食事後~




店員「ありがとうございました~!」

「それじゃあ映画いくか!」

「そうだね。」



~映画館~



「チケットは俺が買ってきてやるよ。だから飲み物とポップコーンよろしくな。」

「うん。わかったよ。」



~んでなんやかんやあり~



「チケット買ってきたぞ~」

「こっちもジュースとポップコーン買いおわったよ。」

「んじゃ入るか。」

「そうだね。(…なんか胸騒ぎがする。)」


~ホラー映画~


「ねぇねぇ。魄斗君?これはなにかな?」

「ホラー映画ですがなにか?深月ちゃん?」「帰る。」

「ダメ。」

「帰る。」

「いいから座ってみてろ。」

「…怖いのだめっていったよね。」

「怖くないから。」

「…俺がいるから怖くないとか言わないよね?」

「なんでわかった。」

「帰る。」

「まてまてまて。そんなにいやなら手握ってていいから。困ったら寝ていいから。」

「言ったからね…?(手を握る)」



~ホラー映画終了のお知らせ~



「…(ブルブル)」

「…あー…その…なんかすまん。そこまで怯えるとは思わなかったんだ。」

「だから言ったでしょ…無理だって…」

「…深月。ちょっとこっちこい。」

「…?(近寄る)」

「…(ぎゅっ)…どうだ?落ち着いたか?」

「…うん。もう大丈夫。」

「そうか。それじゃあイルミネーションでも見に行くか?」

「うん。行く。」




~駅前のイルミネーション~




「…いつもだったら寂しく一人で見るはずのイルミネーションがこんなにもきれいに見えるなんてな。」

「…僕のおかげだね。」

「…そうだな。」

「…(ぶるるっ)…すこし肌寒いね。」

「そうだな。あっそうだ。」

「…?」

「深月。目…閉じてな。」

「…うん?(目を閉じる)」




ファサッ




「…目…開けていいぞ。」

「…ん。(目を開ける)…マフラー?」

「そうそう。寒いだろうと思ってな。まぁ買ってきたやつだが許してくれ。」

「…暖かいから…許す。」

「そりゃどーも。」

「…ねぇ魄斗。」

「…なんだ?」

「…僕…今日が一番…幸せな日かも。」

「…そうか…俺もだ。」

「…手…繋ご?」

「…!そ…そうだな。(うわぁ…めっちゃ積極的だな…今日のこいつ…)」

「…ねぇ。魄斗の家今日泊まってもいい?」

「あぁ…いいぞ。」

「…ありがとう。」

「それじゃあ…そろそろ戻るか。」

「…そうだね。」



~魄斗の家~



「だぁぁぁっ!ちくしょー!また負けた!」

「…弱いね魄斗。」

「なんでお前そんなFPS得意なんだよ!?」

「うーん…だって魄斗わかりやすいんだもん。出てくる場所が。」

「…ほほう?そんなに弱点をしゃべっていいのかね?深月君?」

「…どういうこと?…あ…。」

「俺は弱点は克服するたちでね。次は負けんよ。」

「…(やらかしたかも。)」



~数分後~



「よっしゃ!勝利!」

「…やっと勝てたね。僕がスナイパー使って舐めプしてたからだけど。」

「うるせぇやい!勝ちは勝ちだ!」

「まぁ。そういうことにしといてあげるよ。」

「…あれ?ここにあった缶は?」

「これのことかい?(缶を持っている)」

「あぁそれそれ。もしかしてのんだ?」

「うん。ジュースでしょ?これ。」

「それ…酒だぞ?」

「…え…?(くらっ)」

「言わんこっちゃない…(ベッドに寝かせる)」

「…うぅ…」

「…こいつ…ほんとに色気がないと思ってたけど…よく見ると結構あるな…」




さてそろそろメインディッシュかな?



次回第6話初めての気持ち。深月の愛。






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僕っ娘をデレさせたい! @tomoya4024

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