白き死神は能力者‼︎

茎なめこ

プロローグ

僕は死神だ。

なぜならみんながそういうからだ。

人を殺したことはないがクラス、学年、学校中のみんなが僕のことを死神という。

僕には理由がわからない。

だが、ある日その理由を僕は知ることになる...






鳥が水色の空を鳴きながら駆け巡っていた朝。

僕は1日の始まりだと感じながら朝ごはんを食べて学校に行く支度をしていた。

僕の名前は、

ひがし 京一きょういち」、高校1年生だ。

まだ入学してから2ヶ月だというのに僕は学校内での有名人だ。

なぜなら、高校の入試も満点。さらには体力テストも全ての結果が10点。さらにさらに、自分で言うのもあれだが顔がいい。

このような人は他にはいないと自分は思う。

だが、注目されている理由はもう一つある。

それは、僕は死神と呼ばれているからだ。






それは入学式の日に遡る。

僕は様々な人に声をかけられた。

理由は1つ、僕がかっこいいからだ。

だが、長江ながえ 双葉ふたばという女子だけは話しかけてこなかった。

おかしいと思った僕は双葉に話しかけた。

すると双葉は僕をにらみ、

「消え失せろ、死神め」

と、いい僕を殴った。

僕は、他の人は僕の見方をするから大丈夫だと思っていたが、そんなことはなかった。

なぜなら、僕が殴られたときこの学校、いやこの世界の時間が止まっていたからだ。

このことをみんなに話すとそんなことはないと、いい帰って行った。

すると次の日、双葉がネットに京一が死神だと書き込みその噂は広がった。

初めは信じていなかったが、みんなは記憶を植え付けられたように揃って、僕が人を殺していたのを見たと言った。

先生や、警察には広まっていたが証拠がまだ不十分なため、逮捕されずにすんだ。





だが、逮捕されるのも時間の問題だ。

警察に記憶を植え付けられるようなことがあれば僕は生きていけない。

僕はそう思いながら、この先のことを考えた。

僕は昔から目を瞑るといろいろなことが瞬間的に思いつくのだ。

このような特殊な体質があるから、すぐに対処方が出てくる、、、と思っていたがなにも出てこなかった。

「これはやばい」

と、思い家に着いた。

すると、目の前には






双葉がいた...












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白き死神は能力者‼︎ 茎なめこ @nameko12

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