火星人のいる教室

@rred

第1話僕と中

 僕は教室にいる中、外を眺めている。

 雨が降っている。僕はその中をじいっとみる。

 ものすごく気持ちいいと僕は思う。

 僕の感受性の中に火星人がいた。

 とてもシリアスで難しいけれど、僕は担任の先生に質問してみた。

「なにかあるの杉谷君。なあに?」

「僕お母さんに会いたい。」

 担任の先生は普通にそう言う。

 

 雨の中に入るのは、気持ちがいいから。僕はゆっくりと考える。

  火星人の友達が僕にいる。その少年は、星が貧乏でみんな困っているという。雨ばかりが降って空は暗いという。毎日飢えたものしか食べるものがないという。

 

 中という火星人だった。

 その夜、中と出会った。その姿は普通で少しかっこいいなと思った。

 「僕のこと考えているんだね。地球はいいな。海があったり、山があったりして。みんな仲もいいし。」

 「そんなんことない。」

 僕は不思議な気持がして目が覚めた。地球と僕について深く考えた。

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