僕を捨てないで。
凱蘭
僕らの一握りは
ボクは小学生。
今、家の外には先生と、ボクのお母さんとお父さんがいます。
ボクは、先生に投げられた。
「困りますよ、奥さん~!」
ボクは、お母さんにキャッチされる。
「もう、嫌よ。ほら、お父さん」
そう言って、お父さん目掛けて投げられた。
お父さんの顔はとっても嫌そうだ。
「やめてよ、面倒なんだから」
お母さんに投げ返す。
「もう!先生が何とかしてください!」
先生は、ボクのことを取ってはくれなかった。
バタン。
ボクは地面に転がる、転がる。
止まった所は地面。
誰もボクらを守ってくれはしない。
ボク、いらない子なのかな。
僕を捨てないで。 凱蘭 @gailan
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます