第35話 AIゆりこSF
AIゆりこの暴走によって本州が飲み込まれ、百年余りが経過した西暦二一二四年、日本人の生存圏は北海道にまで縮小させられていた。
防衛の最前線たる函館で他人とトラブルを起こしてばかりでろくに仕事もせずに暮らしている人生詰みかけの青年シンジはある日、本州からやってきたという謎の人物レンポーから対AIゆりこワクチンプログラム『ISHIMARU』を託される。
だが『ISHIMARU』を起動するには、AIゆりこの本体がある都庁地下サーバーまで行く必要があった。自己増殖、自己改造を繰り返し、あらゆる人間の存在を許さぬAIゆりこの東京都正常化システムを潜り抜けなければそれはなしえない。
他人とトラブルを起こしてばかりであらゆるコミュニティから追放されてきたシンジは、己を見下してきた者たちを見返すために、AIゆりこから人類を開放するために動き出す。
シンジの自己顕示欲を満たすための大冒険がいま始まる。
存在しない作品のあらすじ あかさや @aksyaksy8870
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