終章
終章
イベントはその日で終了した。結局、寄付できるような売り上げはなかったが、せめて千円だけでも、と、聰は売り上げの千円だけ、台風の被災地へと書かれた募金箱に入れた。
とりあえず、片づけをして製鉄所にかえることになった。鈴花としては水穂さんを送っていきたいが、本人は自分で帰れるといったため、それはできなかった。親切なレンタルスペースの受付係が、またここでやってくださいね、なんて言ってくれたけれど、売れる見込みがないので、かえって聰は申し訳ないというほどであった。
その日は、約束通り、製鉄所へ送り届けてもらったが、またつまらない日々に戻るのか、と少々気が晴れない思いもした。なんだか、やっぱり私は、生きている意味もないのかなとか、そんなことを考える。とりあえず、恵子さんにもらった夕食を食べて、その日は早々寝てしまった。
翌日。まだ、道路の状態は良くないようである。テレビは盛んに報道していた。これではまだ、杉三たちは帰れそうになかった。思ったより、甚大な被害を出した台風だったようである。仕方なく、杉三は恵子さんと食事作りを手伝って、蘭は青柳教授と一緒に、国訳大蔵経の解読を習ったりしたが、この二人はそういうものがあるからいさせてもらえるようなものである。何もない一般的な人が集まる避難所は、ただ愚痴の連発となって、居づらくなることは目に見えていた。それでもいなければならないのだが。
お昼過ぎ。
「こんにちは。たびたびすみません。」
また、須藤聰が製鉄所を訪ねてきた。
「どうしたんですか。須藤さん。」
懍がとりあえず玄関先に行って応対した。
「どうしたって、昨日水穂さんから呼び出しがかかったので、約束通り来たんですよ。」
「呼び出し?あいつがどうやって?」
聞きつけた蘭は、あまりに心配なので、玄関先に来てしまった。
「いや、Gメールに入ってました。ただ、文面は水穂さんのもので間違いないのですが、差出人は、なぜか鈴花さんのものです。」
と言って、聰はスマートフォンを出して、メールアプリを起動させた。
「あれれ、僕らはメールなんてほとんどしないんだけどね。それになんでわざわざ鈴花さんのアドレスから?」
「まあ、借りたんじゃないですか?鈴花さんのスマートフォン。」
懍が蘭に口をはさむ。
「でも、自分のを持っているはずでは?」
「たぶん、電池が切れたとかそういうことでしょう。電話をかけたら、鈴花さんに失礼だからメールで問い合わせたのだと思いますよ。」
確かに、電話をすると、鈴花の番号が相手に伝わってしまうので、そこでまたおかしなことになる。
「そうか、、、。それだけのことならいいのだが。」
「もう、蘭さんも心配しすぎですよ。で、水穂さんどうしています?」
「あ、寝てますから、起こしてきますか?たぶん呼び出したことは忘れていないと思いますので。」
「いえいえ、俺がそのくらいやります。上がらせていただけないでしょうかね。」
「いいですよ、どうぞ。」
懍がそういうと、聰は礼を言って、中に入った。
水穂はいつも通り布団で静かに眠っていたが、先日ほど深く眠り込んでしまったわけではなく、聰がふすまを開けると、その音で目が覚めて、布団に座った。
「あ、もし、つらかったら横になったままでかまいません。昨日だって、あれだけ大変だったわけですから、そのままで結構です。」
「でも、呼び出したのはこっちですから。」
「いや、いいですよ。俺、あんまり気を使われるの好きじゃないですから、楽な姿勢でいてくれればそれでいいです。」
「すみません。じゃあ、お言葉に甘えて。」
水穂としてみれば、気圧のせいか体のだるい日が続いていたので、横になったほうが楽なのであった。聰に礼を言って、再び布団に横になった。
「で、今日はどうしたんですか。わざわざメールで呼び出したりして。」
聰は、布団のわきに正座で座った。
「ええ、呼び出したのがばれるといけないから、メールでお願いしました。ほら、蘭がうるさいから。」
「あ、そういうことだったのね。ある意味蘭さんは、監視人のようですね。」
「もう、過ぎたるはなお及ばざるがごとし、という言葉を知らないんでしょう。ほんと、心配しすぎで困りますよ。」
「はい。確かに。で、用件は何なんです?」
「ええ。」
一瞬、言葉を詰まらせたが、水穂は起きていれば懇願するような口調でこう切り出した。
「お願いがあるんです。お店に、羽二重仕入れてくれませんか?」
確かに、昨日の販売会で、銘仙に絞っていたら、売り上げは望めないなと知らされたようなものだった。
「昨日、杉ちゃんがああしてうまくごまかしてくれたけど、ああいう口がうまい人が、いつでもいてくれるかというわけではないのですし。」
「そうですねえ、、、。確かに売り上げもパッとしませんからなあ。そうするしかないのかあと、俺も思っていました。」
聰は正直に言う。
「ある程度、高級品に助けてもらわないとだめだと思うんです。それに、杉ちゃんが、ああして接客してくれている間、もういつばれるか、不安で仕方ありませんでした。身分制度のこと話されて、事情まで話されたら、きっとあのお客さんの態度が変わるんじゃないかなって。まあ、素直な若い女性でしたから、うまく乗ってくれましたけど、もし、これが中高年であれば、逆に罵倒されるんじゃないかって。」
「そうですね。私にこんなもの売りつけるつもりだったのね!なんていわれるかもしれないですよね。俺もそれは不安でしたよ。事実、インターネットでの販売でも、そういうクレームはたくさん来ますから、なれてしまいましたけど。」
「まあ、幸い、杉ちゃんがああして処理してくれましたが、ああいう口のうまい人はそうはいませんからね。それだったら、やっぱり羽二重を採り入れたほうが良いと思うんです。もし、罵倒された場合の、安全装置にもなるでしょう。」
「確かにそうかもしれません。でも、そうなると、羽二重ばかり売れて、銘仙が残ってしまうという悪循環が出ちゃいますよ。確かに売り上げは得られるかもしれないですけどね。」
「弊害はたくさんあると思いますけど、何とかしていただきたいです。もちろん、高級生地ですから、仕入れ値も高いとは思うんですが、何か安全装置を用意していただかないと、僕自身にも責任が、、、。」
そういって、水穂は三度せき込んだ。このありさまを見て、同和問題というのは、明治維新に解決済みなんて、大嘘なんだなと聰も思った。
「わかりました。幸い、問屋さんには、リメイク用として安く流通している羽二重もあるようですから、そういうのを仕入れるようにします。そうすれば、銘仙と同じ価格で販売できるかも。」
「いいえ、倍はするようにしないとだめですよ。そうなると、問屋さんのほうから、同じ値段で売るなんて、言語道断と苦情が来ますよ。」
まあ確かに、大衆的な呉服店であれば、同じ値段で販売している店もあることにはある。買う人にとっては、ありがたいことなのだが、そういう店はほかの呉服店とは仲が悪く、一匹狼状態であることが多い。
「そうですね。銘仙は安いと定義されていますが、羽二重というと、差別をされる側ではなく、する側の着物なんですから、同じ値段にしてはいけませんね。」
「ええ、お願いします。振袖とか、留めそでのような高級な羽二重ではなく、小紋くらいの気軽な着物で十分です。小紋であっても羽二重であれば、礼装として使ったりすることもできるものもありますから、銘仙に比べると、着用場所はまだあるはずです。」
「はい、というか、振袖なんて、貧乏呉服屋には仕入れられませんよ。」
「すみません、無理なお願い聞いてくださって。本当に、これからはもう少し売り上げが上がってくれますことを願いますから。」
水穂がそう懇願するところを見ると、同和問題は、あと百年たっても解決することはないんだろうなと、考えざるを得ない聰だった。
「それより、具合いかがですか?昨日の有様を見ると、結構大変だったのでは?」
「見てのとおりですよ。この間の台風でかなり疲れたというか、もう全身かったるくて。」
「そうですか。じゃあ、またなんとかしなきゃいけませんかね。」
「それよりも、今は茂木鈴花さんの進路を決めることが先じゃないかな。」
「ああ、鈴花さんね。こないだよく手伝ってくれましたが、それだけではダメなんですよね、社会的には。」
「ええ。昨日、教授が親御さんから手紙受け取って、本当に悩んでいたようです。もうお兄さんもだいぶ回復されたようで、近いうちに家に帰るみたいですよ。だから、そのうち鈴花さんも帰って来いと書いてあったみたい。」
確かに、そんな手紙が届いていた。最近では、長期滞在ということはなかなかしないことが多い。どこの家庭でも、こういう施設に入っていたことは、社会的にマイナス評価が付くから、比較的短期で帰ってくるようにと親側が指示をだすことが多いのである。
子供の側から見れば、まだ心の問題が解決するどころか、中には問題提起さえできないまま、帰ってしまうことになるので、非常に迷惑なのだけど。
「そうですか。そんなことされて、ある意味かわいそうですね。これも、一つの偏見なのでしょうか。刑務所とか精神病院とは違うんですから、もうちょっと彼女はこっちにいさせてやりたいなあ。」
「まあね。僕たちが止めることはできないからって、教授も言ってましたよ。例えば医学的に根拠があるなら、まだ返せないということはできるけど、僕たちはそういうことは主張できないわけですから。確かに、親御さんが、不利な印象を与える施設に長く滞在したということを変な目で見られないようにしてあげたいっていう気持ちもわかりますけど。でもね、それだけではやっぱりやっていけませんね。」
「あーあ、結局、俺たちは順調に生きてきた人でなければ、人間扱いされないということですかねえ。」
「そうだと思います。海外では、学校で躓いた子供が一時的に別の学校に通うのはよくありますけど、日本ではそれすら認められていない。そうなれば、逃げてきたとして馬鹿にされるのは必須です。不思議なことに、一生懸命何かに取り組もうとすればするほど、そうなってしまうのですよね。そして、社会的に高評価な人間でないと、生活することができないという。」
水穂は、そう言い切ってまたせき込んだ。確かにそうだなあと思いながら、聰も頭をかく。本当に、日本の諸制度は問題だらけで、さすがに紛争は生じていないものの、いわゆる失敗国家と言われるくらい、政府は機能していないのではないかと思われることさえあるのだった。
その、茂木鈴花にも、兄が回復したため帰って来いと親が言っている、ということは伝えられた。でも、果たして家に帰って何になるんだという思いが頭を渦巻く。
よく、親戚の人などに、兄と自分の人生を比較されることは数多い。兄は高校を卒業後に機械メーカーに就職し、そのままずっとそこで働いてきたが、働きすぎのために倒れ、入退院を繰り返している。世間の人たちは、そんな兄に対して、自分を犠牲にして家族のために働いてきた英雄と言っている。兄自身も、妹が新しい学校になじんでくれるまでは働きたい、なんて会社の上司に漏らしており、そのような姿勢から、退院後も短時間でいいから戻ってきてくれと、会社側から言われている。
それに比べると、私は何だろう。兄がああして一生懸命働いてくれたお金で、無事に高校に行くことはできたけど、学校なんて単なる苦しいところに過ぎない。彼女にしてみれば、毎日毎日通うということだけでも重労働で、いろんな人たちが一斉に机の前に座って勉強をする、という行為も苦痛で仕方ないのである。同級生の声なんて、耳につんざくというよりも体に刺さってくるというほうが良いくらいけたたましい。それだから、当然のごとく勉強なんてまるで頭に入らず、成績不振のため、高校は退学ということになったのだった。静かに勉強がしたいと訴えたこともあったが、そうなるためには名門の進学校に行かないと得られないようで、鈴花の学力ではとてもいけそうなところではなかった。退学後、通信制があるから、と面倒見のいい兄が調べてきてくれて、松田高校に通うことになったが、通いだして数か月で、松田高校は廃校になってしまった。
もうどうしたらいいんだろう。というのが鈴花の正直な感想だ。かといって、就職するというのも、高校も卒業していなければ奉公口を探すのが難しいと言われていた。兄も、それはやっておいたほうがいいなと言っていた。高校を卒業しているというのは、義務教育ではないけれど、一つの身分にはなっているようである。
でも、行きたくないよ。高校なんて。
と、いうのが正直な感想である。
たぶん兄は、退院してしばらく自宅で過ごし、ある程度たったら会社に戻って、また働くのだろうが、多少会社を離れていても、妹のために自己犠牲のもと働いている英雄として、これからも会社では高評価のままでいられるだろうな、ということは予測できた。きっと、日本では、悪人のために自分の体を壊すとなれば、同情票がたくさん得られるのだろう。そして、その張本人である私には、救いの手どころか、悪人として冷たい視線を浴びせられるのだ。よく、買い物なんかへ出ると、近所の人たちから、鈴花ちゃん、早くお兄ちゃんが幸せになれるようにしてやりな、とはよく言われた。ひどいときには、あんたはお兄ちゃんの人生を奪ったよ、なんて息巻く人もいる。
台風の時、杉ちゃんが、自殺をすることが、若い人の究極の自己表現である、と言っていたけれど、私もそう思う。そうするしか、家族も、学校の先生も、近所の人たちも、私の思いに気が付いてくれることはないかもしれない。
その数日後。
天候が安定し、道路が安全になったため、杉三たちは製鉄所を後にした。本当は、杉三たちともっとしゃべりたかった鈴花だったが、蘭はとにかく、水穂には迷惑はかけるなと主張し続け、製鉄所から帰ることを望んでいたのだった。水穂さんも容体が回復しないため、蘭の側からしてみれば、自分たちがいることで気を使わせるなと思ってしまったのだろう。本人の側からしてみれば、杉三たちの馬鹿話が何より楽しいようだが、、、。そういうところは、気が付かないというか、悪事とみられてしまうらしい。
本当に平和って何だろう。と鈴花は時々思うのである。もちろん、毎日が平穏に過ごせることは大切だ。でも、それにこだわりすぎて、社会的に弱い人をだんだんに排除しているのではないか、と思う。例えば杉ちゃんのような人がもうちょっと活躍してくれたら、ブッチャーさんの商売だって、繁盛するのではないか。杉ちゃんが社会に出て働くのは、明らかに無理なのであるが、ああして面白い言い方をするのも、一つの販売の才能だと思うし。従業員としてでなくてもいいから、杉ちゃんがもうちょっとお店にかかわってもいい。でも、そのためにはどうするかなんて全く思いつかないから、自分は手を出すことはできないなと思う。日本社会では、何かを作り出すことができて、他人に迷惑をかけない人だけが普通の人としてみなされるが、ちょっと個性が強い人は、徹底的に排除して、最近では自殺に追い込んでしまうこともよくある。なんだかそれって、ある意味戦時中の、ナチスによるユダヤ人迫害と、大して変わらないのではないだろうか?なんて思ってしまうのだった。
ふいに、誰かが咳をしながら歩いてくる音がした。まさか自分にようがあるとは思っていなかったが、自分の部屋の前で足音は止まる。
「鈴花さんどうぞ。」
いきなり肩をたたかれて、はっとして後ろを振り向くと、水穂さんであった。やっぱり真っ白い顔のまんまだった。
「寝ていなくていいんですか?」
思わず聞いてしまうが、
「いや、誰も応対できそうな人がいなかったものですから。簡易書留ですよ。」
と言って茶封筒を手渡された。確かに、簡易書留であれば、ポストに入れっぱなしということはできない。慌てて、ほかにだれかいないのかと考えると、ほかの利用者たちは、学校や仕事で不在であり、恵子さんはご飯の支度で手が離せず、教授は学会に出かけてしまっていたのだった。
本当は、水穂さんにここにいてほしかった。そんなこと言ってはいけないと、自分を静止することもしなければいけないが、なぜかその気持ちがわいてきてしまう。水穂も、そこを読み取ってくれたようで、自分の隣に正座で座ってくれた。もちろん、本人からしてみたら、立っていると頭がふらつくので、座らせてほしいだけだったが。
鈴花が茶封筒を見ると、差出人は松本麗子だった。
「麗子さんだ。」
「あ、そういえば、かなり前ですが、こっちに来ていました。結構大それたことをやらかしてくれましたので、よく覚えてますよ。」
「はい、麗子さんは、クラスは違っていましたけど、授業で同じ組になることはあったので、時々しゃべることはありました。ほら、全日制みたいに全部の授業を同じ部屋でするかということはありませんので。」
「あ、なるほどね。つまり、大学と同じようなやり方で授業を受けるわけですね。」
そこはどうなのか知らないが、松田高校ではそうなっていた。決まった時間を学校で過ごすのではなく、受けたい授業がある日だけ登校するのである。そのため、各授業ごとに受けるメンバーが全く異なっている。
「麗子さんと顔を合わすのは、特定の授業でしかなかったんですけど、よく発言して、授業を盛り上げてくれる人だったと思います。私と違って、優等生でしたし。」
そんな人からなぜ手紙が来たのか、鈴花には不詳だった。
「開けてごらん。」
水穂さんにそう言われて、鈴花は封をやぶってみた。
中から、一枚の手紙と、印刷物特有のにおいがするパンフレットが入っている。
手紙を開いてみると、麗子の両親と、松田高校の先生方が結託し、生徒たちを新しい高校に受け入れてくれるように懇願してくれたということが書かれていた。それが今回成功し、少し遠くなってしまうものの、静岡市内の通信制高校が、麗子や鈴花を含めた生徒たちを転校生として受け入れてくれることになったという。すでに、鈴花の家族には同じものを送ってあるから、製鉄所から帰ったらゆっくり話してみるといいよ、新しい高校の先生方はいつでも待っているそうですという言葉で手紙は締められていた。
「やっぱり学校に戻らなきゃいけないんでしょうか。私、どうしてもああして人が集まる環境は怖いという気持ちになってしまうのです、、、。でも確かに、兄も言ってましたけど、高校には言っておいたほうがいいというのは、そうだなと確かに思いますし、、、。」
ボロボロと涙をこぼして、鈴花は泣きだしてしまった。
この恐怖こそ、発達障害の一部なのかもしれないが、日本では教育というものは、どうしても必要なんだろう。
鈴花の膝の上に、手拭いがそっと乗った。
「そうですね。ただ、言えることは日本では教育を受ける権利というものは破棄されていないことではないでしょうか。」
時を告げる、庭の鹿威しがカーンと鳴った。
本篇11、学校再見計画 増田朋美 @masubuchi4996
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