『木目装甲』ピノキオン(予約済み)

負け犬アベンジャー

プロフィール

・顔


名前の通り全身が明るい木目模様で、実際材質は木材を使用している。ニスなどの塗装はされてない。

愛嬌のある子どもの顔、円柱状の頭に目はくりぬかれ、口はくるみ割り人形のように上下に動き、枝か何かのように一本だけ鼻が飛び出ている。


・体格


1323cm  1442kg

円柱のドラム缶ボディに柱のような手足が伸びている。

指の数は五本で、先端も角ばった四角になっている。


・服装


外部装甲としてカモフラージュ用の緑のマントを着ているが、装甲としての役割は薄い。


・ベル


口の中、開閉するとちょっと見える。


・職業


自立戦闘ロボ


・経歴


若干旧型。ロボットの材質に生物由来のものを用いようというコンセプトのもと開発された中での試作モデル。しかしながら開発費の高騰と暴走の危険性から没となった。

初めはカンパニーの遊園地にでも設置しようかとの話もあったが、社長とは別の社内政争の道具として利用され、無残にも子供を三人ほど踏みつぶすこととなった。

呪われた機械として処分が検討されるもこれもまた政争とその耐久力からなるコストから免れていた。

今回の社長戦争開始前に、部署移動や引継ぎを予測して事前に情報整理を行っていた際に発見され、そのまま投入されることとなった。


・性格


旧型なうえ、真っ当なメンテナンスもされてこなかったため、起動したら目に映る動くもの全部に攻撃する。

また、踏みつぶした子供の霊が憑りついているとのうわさもある。


・能力


見た目と違い、軽くて素早い。パワーこそ低いが、回避能力と再生能力でなかなか倒れない。

木目装甲、全身の装甲は木々でできており、しかもまだ生きている。ダメージを受けても日光と水分で瞬く間に再生する。だが完全に元通りと言うわけではなく、枝葉が生えることもある。また内側でのダメージはフレームそのものをゆがめてしまうため、再起不能になりかねない。

ダウトミサイル、鼻は実は金属製で、内部の火薬により発射可能。切り札。


・装備


ボーンナイフ、同じコンセプトにより作られた巨大二枚貝を利用した一対のナイフ。硬くて軽くて切れ味も良いが脆く、また扱いも雑なので硬い装甲にぶち当てて砕け散らせる。

ホワイトアント、装甲に住み着いたシロアリ。変異しており、無限再生の装甲とは共生関係にある。戦争投入前に真空除菌したのだが卵は生き残っていて、戦場でも装甲を守るために活動している。

草食だが強い酸を吐き出し、また羽蟻も常時一定数存在しているため、攻撃を受けると一斉に煙幕のように飛び出し、対象へギ酸を浴びせかける。致命傷とはなりにくいがやりにくくなるのは間違いない。


・口癖


起動中は壊れたオルゴールの音色が鳴り続ける。

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『木目装甲』ピノキオン(予約済み) 負け犬アベンジャー @myoumu

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