第2話

こんにちは。私の名前は、北原三玲。

何処にでもいる、ただのOLの30才。

え?何処かで聞いた名前だって?

実は、父親の趣味でつけられた名前なんだ。

ん?何で、こんな変な事を言っているかって?

だって、普段通りにラッシュの電車に押し潰されながら寝ていたら目の前に知らない世界が広がっていたんだもの。

「え!?現状に対する説明を求める」

口から出た声が、いつもより幼く聞こえたと思ったら。

「え!?嘘!?」

ふとガラスに映った自分が少女になっていた。

なぜだ!?童顔な私に対する嫌味なのか?


目の前の出来事に頭が追い付かずに、パニックを起こし始めそうになる。


すると、

「おはよう」

真後ろから声が聞こえた。

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うっかり魔女とお供の旅は続くよ、多分。 ちりぬ @42219

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