悲劇か?喜劇か?この小説には悲しみが溢れています。人の死、人の欲、人の業。そんな悲しみに溢れた中を復讐を誓った少年が足掻きながら進み、世界に確かにある光を目指す物語です。その姿を見てこれが悲劇に見えるか、喜劇に見えるか。多くの読者がこの問いに悩まされます。悲劇か?喜劇か?是非カルマの塔を読んで、貴方の目で心で感じて確かめてみてください。
全人類に読んでほしい!!最終的には世界を巻き込んだ戦いを繰り広げる壮大なストーリー。すべてのキャラクターに「魂」を吹き込む圧倒的な心情描写。読者の人生観をも変えうる、人とはどう生きるべきか、愛と…続きを読む
全体的に素晴らしい作品だと思う。主人公の悪事さえも魅力に感じる不思議さがある。強いていうなら、登場人物が多すぎることとサイドストーリーにした方がすっきりする話が多いかなと思うこと。あと、ラストの…続きを読む
第1部は何も持っていない少年が、残された数少ない大切なものを奪われ、ありとあらゆるものを切り捨てながら進む復讐劇。周りの人間を見境なく不幸にしていく中で、世界に与えた不幸に見合う何かを見出し、その…続きを読む
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