人生観を変えてくれたと言っても、過言ではないように思える素晴らしき小説

捉え方は人それぞれであろう。
それは重々承知である。
それでも、この作品を読んだ人は、何かしら思う所があったはずである。

やり場のない怒りと悲しみに、胸が一杯になる時もある。戦闘場面に血肉が沸き上がるような興奮を感じる時もある。主人公の遠大な視野に戦慄を覚える時すらある。

私だけであろうか?この作品を読む前と読んだ後では、自分の見る世界の景色が、少し変わったように感じるのは。

まだ読んでいない人は最初の10話でいい。騙されたと思って読んで欲しい。きっと、10話を読み終える時には、貴方も主人公のカルマに引きずり込まれているだろう。


作者様と20歳になる前にこの素晴らしき小説に出会えたことに感謝。