暗いトンネルを、手元の灯りと鳥籠だけを持って歩く主人公の様子を淡々と、しかし質感を伴って、描いています。風雲急を告げる展開から、ラストの一文まで、謎が多くて、ぞくぞくしながら読みました。
沖縄の隅っこの方で、ひっそりと活動中です。 主に人外(特に怪物や妖怪)物や、ワンシチュエーションのショートショート・中短編、会話劇や群像劇などを書き綴っていま…
もっと見る