☆8夜目「パステルナークの詩」
「パステルナークの詩」 乙音メイ
「耕地」 パステルナーク 作
いつもの地形はどこへいってしまったのか
大地と空の境はふきとられてしまった
どこを見ても
耕地はチェス盤の目のように広がっている
山が平らにされ
平原が掃き清められたように
まぐわで均された広大な土地は
なめらかすぎるほど遠くまで横たわっている
その同じ日々のうちに
まぐわ路沿いの木々は
一気に最初の柔毛(にこげ)が緑になりだし
全身まっすぐに身を伸ばした
新しいかえでの木々のあいだには塵ひとつない
明るい緑の白樺
淡い灰色の耕地
この世にこれ以上清新な色彩があるだろうか
「耕地」を読んで~
改めて高次元存在からのハッピーニュース
6年前にこの詩を初めて読んだときに浮かんできたのは、ガイアのために均≪なら≫されてきれいにされた大地でした。
蓮田の図書館で借りた『パステルナーク詩集』の巻末に、パステルナークがダビデの系譜、とありました。そのときは、サナンダ・ジーザスの別の化身とは認識できていませんでした。ですが、数日前にそのことを教えていただき、これで、それまで読んでいた多次元ジーザスのメッセージと、「耕地」を読んで湧き上がったイメージに、一致したものを感じたことはまさに正しかったのです。
「耕地」は、パステルナークが師のように思っていたトルストイが亡くなったという知らせを受け、父子で乗った朝一番の「列車の中で書いた」と教えていただきました。パステルナークの父が挿絵画家であったことから家族ぐるみで親交が深く、パステルナーク自身はトルストイを師のように思い、生き様丸ごとを深く尊敬していたのです。車窓から見たロシアの雄大な風景と、大切な師を失うという、喪失感に、俯瞰的な視点と感情が湧いてきたのかもしれません。夜空に煌めくたくさんの星々のような「言葉」の中からパステルナークが選んだのは「その同じ日々のうちに」というものでした。読む者を一気に異次元空間に誘≪いざな≫います。
作品を本質で書かれているパステルナークはとても素晴らしいうえに、ことに「耕地」の詩においては、ガイアの未来を、19世紀のパステルナークが早くも潜在的に知っていたことを不思議だと思いました。
ガイアは意識ある有機生命体です。原油はガイアの、言わば血液です。ソナーで強いレーザー光線を浴びせられたり、大型ブルドーザーでゴッソリと大地を削り取られたり、超高層建築の基礎のための長い杭をうちこまれること、ガイアはこれらを苦手と感じ、やめてくださいと要請してきたことがあります。イメージしてみてください。自分の体にそのようなことをされたら、と。
サナンダ・ジーザスたち愛と光の高次元存在は、数々のイベントの一つとして、これまでよく耐えてくれたガイアの健康を回復させるために、この惑星のお掃除をしてくれます。打ち込まれた長い杭もその時に取り除かれます。ガイアや最初の人間を創造した存在たちですから、これは造作もありません。たったの2日間で完了するそうです。
その際、植物、動物、人間は超巨大宇宙ステーションに保護されます。ステーションの大きさは北米大陸の西海岸から東海岸をすっぽり覆うほどです。北海道の面積を世界中の人口数で割ってみたら、一人につき、11,11平方メートル割り当てることが出来ました。
ステーシヨンには、北海道くらいなら何千個も入るそうですから、そのゆったり感は相当なものでしょう。
自分の故郷星に帰還したい人は、ステーシヨンで完全意識の回復が行われ、そこから各々の故郷星行きのスターシップに搭乗します。
これまで、この惑星で死を迎えた人間は、スピリットの姿に戻ります。が、精神に痛手を負っています。自分の故郷惑星のことも忘れている状態ですから、それほど、この地球での暮らしがハードだったということが言えます。生涯中、魂レベルに受けた傷を癒すために、通称「サマーセンター」と呼ばれている施設に、ガイドに連れて行ってもらうのです。(ここで、複数の高次元存在からの情報です。「エホバの証人」の死んだ後の解釈は違います。「記念の墓の中」で、義者と不義者が復活待ちをするのではありません。「エホバの証人」は生きている間、平和をもたらしてくださり感謝しておりますが、ご自分たちの死後、自分たちの教義に基づいてゾンビワールドを展開しているということです。いい方々なので、この生涯を終えた後も幸せに過ごせるようにと思い、「エホバの証人」の長老の方にはお伝えしたのですが、その後どうなったのかは確認しておりません。フランス認定カルトになった原因は別の機会に譲ります)
ですが、超巨大宇宙ステーションに保護された方々と動物たちは、生きたままですから、ステーションで精神を癒すことになります。それが完全意識の回復ということです。
もうすっかり宇宙家族のことを思い出した人々は、喜び勇んで故郷行きのスターシップに乗り込みます。
宇宙空間で7日間、故郷星の周りを周回しながら、肉体的ボディの原子の調整を済ませます。そして8日目には、船から連絡してもらった真の宇宙家族の出迎える到着ステーションに降り立つことができます。
その7日間の船旅は快適そのものです。窓外の煌く星々や、惑星が放つ光が反射して色とりどりのガス星雲を顕わにし、その眺めは、息を飲むほど美しく、
「ああ、帰ってきたのだな」
と、感慨に耽るかもしれません。スクリーンで見ることも、スコープで何百倍にも大きくして眺めることもできます。軌道上の通り道であれば、エルフ人さんや、グレイ人さんの暮らし振りも見ることでしょう。
超巨大宇宙ステーションでも、スターシップでも美味しく健康な、地球の物よりも味のしっかりしたナッツやフルーツ、スムージー他各種のノンアルコールドリンク、緑色ではなく青色の野菜サラダやポテト等の食事で歓待されます。
超巨大宇宙ステーションには、保護された動物たちや植物のエリアがあり、散歩やジョギングを楽しむことが出来ます。船に興味があれば、ツアーを組んで見学できます。完全意識にしてもらう前にここを訪れるなら、度肝を抜かされる思いがするかもしれません。完全意識後に船群を見るなら、きっと懐かしさでいっぱいになるでしょう。
このような超巨大宇宙ステーションで10日間の多次元旅行を心から楽しみ、再び、ガイアでの任務に戻ります。まず、木を植えることから始められます。
以上は、超巨大宇宙ステーションの司令官アシュタールと、医務官サルーサ、並びに艦長サナンダ・ジーザスからの情報です。
2019年1月31日THU 乙音メイ
19、FEB`19 加筆 乙音メイ
◆参考サナンダ・ジーザス(イエス・ヨシュア・ベン・ヨセフ)の、別の化身だった
ボリース・パステルナーク
サナンダ・ジーザス(イエス・ヨシュア・ベン・ヨセフ)の、別の化身だった。
1890年2月10日~1960年5月30日
モスクワ生まれ。
父は画家レオニード・オーシポヴィチ・パステルナーク
(ロシア正教に改宗せず。ユダヤ名は、
アブラム・レイブ・ベン・ヨセフ・パステルナーク)。
一節によれば、パステルナーク家は、
ローマ人によるエルサレム破壊後、スペインに逃れた
ダビデ王朝の末裔で、古代アバルバネの出自
この家系は代々、哲学者、詩人、国政家を輩出
15世紀末、異端審問の裁判でスペインを追放されガリツィヤへ逃れ、やがてオデッサへ入ったという。
母はロザリヤ・カウフマン。
A.ルビンシュテインの弟子、ピアニストとして活躍。ボリースの誕生とともに演奏活動から退く。
同じくオデッサのユダヤ家系。
『パステルナーク詩集』工藤正弘 訳 小沢書店刊より
~後記~
図書館に返却するため、最後に何気なく開いたページの詩を記録しておきます。パステルナークの「ドクトル・ジバコ」が好きです。
パステルナークの最後の言葉は「……あした、忘れずに窓を開けておいてください」
辛いめにも沢山あったけれど、パステルナークはやはりロシアの大地を愛していたのだ、そんなふうに感じました。
https://ameblo.jp/ureshiureshi523481/entry-11407324771.html
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ここにご紹介した「耕地」というパステルナークの詩と詩人の紹介、後記は、筆名:乙音メイが「木の実コルリ」の名前で2012年11月17日にブログに発表していたものが、ほんの少しベースになっていますが、大半はカクヨムのための書き下ろしです。
『 天使の愛とパワー 』 乙音 メイ @ys-j
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