☆7夜目「金星からの植物」

   「金星からの植物」   乙音メイ


 ハッカがハカに生えていたことで名前がハッカになったと、インスピレーションを受け取った。しかもハッカはハス、アマリリスなどと共に金星からの嬉しい贈り物だ。(流通手段を詠んだ私の歌を聴いてください)


 金星で 確認後来た ハスの花 

 氷の箱に 光のリボン


 隕石の 氷詰め種 ミント・ハス 

 清らかな花 金星生まれ

                    詠み人:音音



 ハッカの字には「荷」(荷を負う=におい~匂い)を「薄」くする「薄荷」が充てられた。偶然でなく目にした「葬」という漢字がその裏付けになった。


【「葬」の成り立ちとつくり構えを分解した意味。「死(=死者)」と「一(=敷物)」と「ボウ~ソウ(=くさむら)」  ~それらの解釈。「死んだ人を敷物に乗せて、草むらに隠す」   ~三省堂例解新漢和辞典 第四版 編修代表山田俊雄】



 生い茂った草むらが匂いの良いハッカだった。

(土葬の次元でのことなので、今は心配無用♪)


 ハカにはハッカという蔓性の植物が生い茂っていることで「蔓」だけでなく「墓」にも草冠が付き、構えにも似た漢字が充てられた。このようなことが短時間のうちに解明した。


 自然が人間活動に密着していて言語が発生、派生していることに面白みを感じ、ワクワクしてしまう。生きるのに飽きない!


(ハスが元になった言葉の発生と派生もあって、それはハスの一生を追いかけて観察するうちに分かったことであるため、連ねると長くなるのでまたあらためる。~後に『奇跡のハス・宇宙の優しさ豊かさ』上梓)              




* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る