☆6夜目「不老不死には」

    「不老不死には」   乙音メイ


 ガネーシャ神から伺ったことによれば、ガネーシャ神の前身のビシュヌ神が創った不老不死の水「アムリタamourita」は、フランス語の「amourアムール;愛、恋、恋愛」の語源であるとも教えてもらった。英語にも「amorous アモラス;恋愛の、性愛の。色っぽい、なまめかしい」という語があるが、これもそうであるという。

 

“amorous” を分解すると、“am-o-rous”

【am;…である、(am+…ing)…しているところだ】

【o;(驚き・喜びなどを表す)おお、ああ】

【rous-ing;(人・感情を)奮起させる、刺激する】

「am-o-rous;喜びで興奮中」そんな語がこの一語に含められている。


 ということは、アムリタは高波動、高濃度の愛の妙薬だ。

 不老不死には「愛」が一番なのだろう。宇宙空間の陽子である「意志の働き」とも一致している。

 金星から贈られたアマリリスが、アムリタの原料であることは次回に譲る。    



                                    

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