過ぎゆく季節の空さえも、今日という日に続いてる

同じ作者の作品の中で、今までで一番好みでした。
漂う甘酸っぱさ、取り残された唐突さ、それでも続くしかない日々、色んなものを抱えて今も生きていくんだという主人公の姿。いずれも素敵で、青春の一ページを切り取った素敵な青春小説だと思います。
そういえばお盆も過ぎたのか……と読み終えてから空を仰ぎました。