怪異が手招きをしている……
- ★★★ Excellent!!!
ホラーものでよくあるシーン。
危険だと分かっているのに、衝動に駆られて近づいてしまう主人公……。
その意味がわかったような気がしました。
怪異は怪異であり続けるために、見えない道を作っていて、人はついそれをなぞってしまう。
手招きをされ、さもそちらに行くのが当然であるかのように。
そうして犠牲者が出続ける限り、都市伝説は伝説にならず、現実であり続ける。
その当事者が自分でなくても、意外と近くに手は伸びてきているのかもしれません。
夏にぴったりの良作ホラーです!