ざくろ

作者 緑茶

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★★★ Excellent!!!

マウントを取る大人ぶった優越感と、子どものような無邪気さの対比がすごく良かったです。これは舞台が高校でしか出せない面白さ。
儀式の由来も、何のためにやるのかも、そして破ってしまった時に何が起こるのかも分からないのがたまらないですね。
良い作品を読ませていただきました。楽しかったです。

★★★ Excellent!!!

 「ざくろ、ざくろ、真っ赤なざくろ」という一種の呪い歌のようなモノで、クラスのヒエラルキーが、一気に逆転してしまう様子を描いた作品。
 すごく怖くて、陰湿で、狂気じみていた。
 くじ引きによって、ザクロになった少女は、もう逃げ出せない。
 己がザクロになるまでは。
 
 女子の単なるイジメではなく、狂気を感じさせるこの作品。

 真っ赤なザクロを見たい方に、お勧めします。

 是非、ご一読ください。

★★★ Excellent!!!

グロくて、怖くて、女子高校生たちの台詞にドキドキしちゃいます。

「今日の分の『くじ』、まだじゃなかった!?」
との台詞から始まる、恐怖ははたしてなにか……。
スクロールする指が止まらなくなり、読み終わる頃には脳内が真っ赤なざくろに占領されるっ!

血がびっしゃぁーっ!
叫びがぎゃーーっ!

「しんせんなうちに、めーしーあーがーれーええええええ!!!」

※ 残酷と暴力描写がございます。

★★★ Excellent!!!

タイトルから、川端康成の『ざくろ』を連想しながら読み始めました。
しかし、なんともはや。少女の心理の一側面があの真っ赤で瑞々しいざくろで表現されているのは変わらないというのに、それを現代の女子高生に当てはめた場合、こんな恐ろしい物語が生まれるのですね。
女子高生という特殊な背景を抱える少女達の世界観が、残酷ながらも美しい作品であると思いました。
ありがとうございました。