少年は悪夢を見る。現実世界で名前を呼ばれることがなくなった主人公は、ひょんなことから異世界へ飛ばされる。ここで起こる物語は、チートで最強やハーレムとかそういうものではなく、これが本来の異世界へ飛ばされる現実なのではないでしょうか?そこで出会う様々な少女ステラや、おじさんのダン。日常パートに入るのか?と思いきや、そうではない巧みな文章描写に、その物語が紡がれる第一章から涙を誘います。主人公の名前は、ヒサヤ。語られる彼の物語の終わりはハッピーエンドなのか?乞うご期待ですよ!!
読み進め易い、しかし何処かに見落とした影のようなものがあるのではないかと不安を感じさせるダークさがある。途中途中に簡単な説明があるので、設定的な部分もそれとなく覚えたまま読み進めらるのも良いと感じた。