第11話 終わり良ければ総て良し
「うふふ・・・」
「どうしたんだい」
「ごめんね。ぜーんぶ、嘘なの今の話。あなたを試すための作り話」
「じゃあオーケーってこと」
「呆れたでしょ」
「ぜんぜん、平気さ」
「ミッション完了だね、お姉ちゃん」
麗は莉紗に顔を向けた。
「今回は麗のお手柄だよ。あたしはお手伝いしだだけ」
「でもさ、なんで、ここまでしてあの二人をくっつける必要があったわけ」
「あの二人があたし達のご先祖様だからでしょ」
「でも、あたし達、アンドロイドじゃない」
「あの二人の子孫に作られたね」
「そうだったの」
「じゃあ、帰ろうか、麗。うちらの世界に」
「お姉ちゃん、ラジャー」
二人はタイムマシンに颯爽と乗り込んだ。
(完)
あたしは巫女、椿 麗(つばき れい) 小島 理零(こじま りれい) @kojidon3
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます