section6 双太の性癖

メイ「あ、おかーさん。そーたのベッドの下にあったから持ってきたんだけど、これ

なに?」

未恵「布団の下? エッチな本ね。・・・・・・いいよね、母親だし知る権利あるね、う

ん!」

メイ「えっち?」

未恵「メイちゃんにもすぐ分かるよ。だいじょーぶ。見せてもらってもいいかな?」

メイ「うん。そーたねてるから聞かなかったけど、だいじょーぶかなぁ?」

未恵「大丈夫だよ。ねてる間に戻せばいいんだからね。これは・・・・・・」

メイ「なーにー?」

未恵「『巨乳お姉さんご奉仕三昧』・・・・・・そっか。双太ちゃん、おっぱい好きなん

だ」

メイ「え? そうなの? そーたおっぱい好きなの?」

未恵「そうね。重ちゃんもそうだし、やっぱり血は争えないってことかな」

メイ「どーいうーこと?」

未恵「メイちゃんにもいつか分かるよ。ということは、やっぱり双太ちゃん、一美ち

ゃんみたいなおっぱいがいいのかなぁ?」

メイ「あっ、かずみおっぱい大きいもんね。あるくたび揺れてて、メイさわりたくな

っちゃう」

未恵「そうよねー。おっぱい好きってことは双太ちゃんやっぱり甘えたいんだろうな

ぁ。いつも強がってばっかりだけど、やっぱり甘えてほしいなぁ」

メイ「だよねー、そーた無理してたおれちゃったし。メイもおっぱい使えば、癒せる

のかな」

未恵「……どうなんだろう?」

メイ「どーして?」

未恵「メイちゃん。メイちゃんのおっぱいもとっても魅力的だと思うよ? でもね、

巨乳と貧乳では越えられない壁があるの。巨乳はね、暴力なの」

メイ「ぼーりょく?」

未恵「うん。暴力なの。やわからいの! わんだふるなの!」

メイ「じゃあ、メイはおっぱいじゃかずみにかてないの?」

未恵「うん。ごめんね、おかーさんとして応援したかったんだけど、まあ、双太ちゃ

んが母性に飢えてるのは当たり前だし、きっとその象徴がおっぱいだったの」

メイ「そっか。ざんねん」

重「・・・・・・・・・・・・」

未恵「あ、重ちゃんどうしたの? そんなところで難しい顔して」

重「なあ、僕にも一つだけ言わせてほしい」

未恵「う、うん。いいよ」

重「おっぱいは大きさがすべてじゃない。大事なのは、品質だ」

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Name ~metamolphoze~ 流上進 @Rshinya078

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