概要
最強無敵のおばあちゃんに立ち塞がる最後の敵。それは、たった一杯の……
※第八回本山川小説大賞参加作品
私の宝物の話をします。
その為に、まず私のおばあちゃんの話をしましょう。
私には、最強のおばあちゃんがいました。
90の大台を迎えた今でも超えてもスポーツ万能で、日々の散歩も欠かさなくて、家事も得意で、いつも姿勢がピンとしています。泥棒が家に入ったら最後、ボコボコにして撃退したという逸話すらあります。
けれど、私は初めて見てしまったのです。
自他共に最強と言われた祖母が、初めて苦戦した相手を。
事の発端は、友達の何気ない一言でした。
「でも、おばあちゃんには無理でしょー」
私の宝物の話をします。
その為に、まず私のおばあちゃんの話をしましょう。
私には、最強のおばあちゃんがいました。
90の大台を迎えた今でも超えてもスポーツ万能で、日々の散歩も欠かさなくて、家事も得意で、いつも姿勢がピンとしています。泥棒が家に入ったら最後、ボコボコにして撃退したという逸話すらあります。
けれど、私は初めて見てしまったのです。
自他共に最強と言われた祖母が、初めて苦戦した相手を。
事の発端は、友達の何気ない一言でした。
「でも、おばあちゃんには無理でしょー」
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