幸せ
梅練り
とは
幸せとは何だろうか。
幸せとは水の中の甘みを舌に感じる様な物だと思っていた。
水は常に同じ味。無味である。
否。
感覚を研ぎ澄ませろ。舌の上で無味である筈の水から甘みを錯覚するのだ。
その錯覚した甘みこそが「幸せ」なのではないだろうか。
そう思っていたが「幸せ」とはそんな錯覚ではなく、実像として現れるべき物ではないのだろうか。
自ら砂糖を加え入れ、「甘さ」を絶対的な物にする必要があると考える。
爆発する感情の荒さを潜り抜け。
トロける様な甘い砂糖水になるか
入れる前に焼き焦がれ、カラメルが混ざった苦い液体になるか。
幸せ 梅練り @umeneri_gohan
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます