どんな私を選べば、きみは振り向いてくれるのだろう

透明な殻に覆われた世界。
テストで満点を取り続ける少女。
少女になぜか興味をもたれる少年――

ちょっと不思議な世界のなかで、「僕」と「私」、「俺」と「私」の物語が軽快に進んでいきます。
プライドや劣等感、秘めた片想いなど、生々しいほどにリアルな感情を含んだ作品です。
夢を見ていたような読後感に、思わず深読みしてみたくなるはず!