現実と異世界の現実的な折り合い

単純な「俺ツエー!気づいたら美少女の嫁ゲット!」みたいな作品ではないです。

現実と異世界の二つの舞台があるのですが、現実の方はドライで、イメージとしてはモノクロで味気ない、正しくコンクリートような灰色です。
対して異世界は、主人公の能力が遺憾なく発揮され、人々の動きも活発で色彩豊か、もうここに拠点を移せばいいと思うだろうに、あくまで主人公の軸は現実にあります。
ここが面白いところで、現実的な在り方を失わない主人公と異世界、そして背後にあるミステリアスな現実が混ざることによって、魅力的な作品に仕上がっていると思います。

今後の展開によってはかなり期待出来る、オススメの作品です!

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