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「見たところ何もない部屋みたいだし、戻ろっか」


 あなたは部屋をひと目見て何もないのを確認すると、そのまま踵を返した。リコスも素直にその判断に従う。


 そうしてまた遺跡探索は再開された。その後もまた勘に頼った適当探索をしてしまい、ぐるぐる同じ場所を廻っているような気配を感じてしまう。そうして何度目かの部屋の分岐点に差し掛かったところで、あなた達は立ち止まった。



 ここは右の道を行こう

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886591834

 いや、左の道を行くべきだろう

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886587284

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