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「気にしないで、俺も結構楽しんでるからさ」


 リコスの謝罪に対し、あなたはニッコリ笑って慰めるように言葉をかける。それを聞いた彼女の顔も安堵したかのように柔らかいものに変わっていた。こうしてお互いの気持ちを確認し合った後は、何て事のない会話を交わして穏やかな雰囲気で喫茶店を後にする。



 それからしばらく歩いていると、不思議な雰囲気のビルの前を通りかかった。外観は何でもないありふれた5~6階建てのこじんまりした建物みたいな雰囲気なのに、溢れ出す雰囲気がただ事じゃない感じを漂わせている。

 その雰囲気の正体を確かめたくなったあなたは、ここで葛藤する事となった。



 気になるのでこのビルに入る

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886578110

 危険な気もするのでここは我慢する

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886585648

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