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「ふー、紅茶もたまにはいいな」

「でしょ」


 あなたの感想を聞いたリコスはレモンティーをちびちびと飲みながら答える。彼女は紅茶派らしい。機嫌が良さそうなのであなたもにんまりまったりしていると、リコスは突然真顔になってペコリと頭を下げる。この行為に身に覚えのなかったあなたは焦ってしまった。


「な、一体何? 顔を上げてよ!」

「私、あなたに謝らなくちゃ。ごめんなさい」

「え、えっと……」


 話をよく聞くと、どうやら彼女は今まであなたを気ままに振り回してしまった事を謝りたかったらしい。この謝罪を受けて、あなたはどう返事を返せばいいのか頭を悩ませる。



 楽しかったからいいよと笑顔で受け入れる

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886578070

 別に……とクールに返す

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886586126

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