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「い、犬かな?」


 あなたはどちらが正解なのか考えながらも、無難な選択をする。幼い頃に犬を飼っていた事があったのでここで犬と答えるのはあなたにとっては必然でもあった。


「へぇ……」


 最初から雑談の中での質問であったため、答えを聞いたリコスの反応も薄いものでしかなく、あなたは若干困惑してしまう。それからもぎこちない会話は続き、あなたは少しすっきりしないものを抱えながら喫茶店を後にした。


 店を出てすぐ、あなた達は道を歩く子犬を発見する。喫茶店内での会話を思い出したあなたはここですごく心が揺れ動いてしまった。



 欲望のままに子犬を追いかける

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886577959

 リコスもいる手前、ここは見て見ぬふりをする

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886577974

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