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「砂浜に転がってるものなんて大抵何でもないゴミだよ」

「そ、そうだよね……」


 あなたはそう言いくるめてこの埋まっていいるものから意識をそらす。その後も浜辺の散歩は続き、十分堪能出来たところで切り上げる事になった。



 浜辺を後にしたあなた達は自然はもう十分体験したと言う事で、今度は街を目指す事にする。大きな道を選びながら進んでいると、視界の先に何やら人工的な建造物が多く見られるようになってきた。どうやら街の入口に入ってきたみたいだ。


 そのまま道なりに進んでいると、自動的に街の中心部にまで辿り着く。多くの人がそれぞれの目的地に向かって行き来する中、あなたもその流れに乗ろうとリコスに話しかけた。


「さて、どうしよっか」

「私はショッピングがしたいんだけど、別に好きなところに行くのでいいよ?」


 あなたはこの場所に来るまでに見かけた映画館に興味を持ってしまっていたために、彼女の言葉に気持ちが揺れてしまう。



 ここはリコスのリクエストに合わせてショッピング

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886569681

 やっぱ自分の興味優先で映画館

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886569695

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