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「あ、あれ……?」


 あなたが気が付くと、ずっと探していたリコスに膝枕されていた。意識がはっきりして来たところで、急に恥ずかしくなってきたあなたはすぐに立ち上がる。


「おっ……やっと気が付いたね」

「い、いつの間に?」

「実は見てたんだ、ずっと。よく頑張ってたね」


 彼女の話によると、一連のモンスターとの攻防をどこかで見ていたらしい。本当に危険になったら助けに入ろうと思っていたら、見事に窮地を脱してそのまま倒れたので、それで体力回復などのサポートをしてくれていたと言うのだ。


「あ、ありがと……」

「じゃ、行こっ」


 こうしてまた2人連れとなったあなた達は旅を再開させる。そうして辿り着いたのは砂漠だった。砂漠の先には朽ちかけた巨大な遺跡がある。このまま行くとこの遺跡を探検する流れになりそうだ。


 この見るからに怪しい遺跡に対し、あなたは選択を迫られる。



 ここまで来たのだし、このまま遺跡を探検だ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886586224

 この遺跡はやばい気がする、入るのは止めておこう

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886551628

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