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「いや、やっぱ止めとくよ」


 直前で怖気づいたあなたは返事を保留した。リコスもその決断に何ひとつ文句は言わない。ただ軽くため息をひとつ吐き出しただけだった。


 そうしてあなた達はまた歩き始める。特に会話も弾まないまま、行き着いたその先にあったのは砂漠の遺跡だった。


「じゃあ、あそこ、行こっか」


 彼女にそう言われ、あなたは決断を迫られる。目の前の砂漠の遺跡、俗に言うピラミッド。こう言う建物には大抵はホラーな話がつきものだ。中に入って冒険をすれば危険な目に遭うかも知れない。リコスはあなたの返事をじっと待っている。



 当然行く

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886586224

 怖いので止めておく

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886551628

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