43

 あなたは少女と話をする事にした。今分かっている事は見た目の情報と、会得するのにかなりの修業が必要なはずの高等魔法である転移魔法をいとも容易く使いこなす魔法の才能と、後は名前のみ。この必要最低限の情報から会話の糸口を探さなければいけない。彼女曰く、名前はリコスと言うらしい。

 いきなり名前呼びと言うのもハードルが高いと、あなたは無難な言葉で話しかける。


「あ、あのさ……」

「ねぇ、あなたは勇者?」


 話しかけた次の瞬間、逆に彼女の方から話を持ちかけられる。この質問に一体どう答えればいいのだろう?



「勿論勇者です」と堂々と答える

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886501188

「いや、勇者では……ない……かな?」と少し頼りなさげに答える

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886486267

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る