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「いや、何も今焦って行く必要もないかな」

「そ、分かった」


 拒否したらすぐに文句を言われるのかと思ったら、あっさりと意見が通ってしまい、あなたは逆に困惑する。リコスの反応から見て、この遺跡魔法陣イベントはどうやらそこまで重要なものでもないのかも知れない。



 気を取り直したあなた達一行は旅を再開する。てくてくと道を歩いていると街の景色が見えてきた。転移した先で初めて見る人々の営みの姿にあなたは安心感を覚える。

 街はかなり発展しており、様々な店が立ち並んでいた。色々と楽しく見て回っている内にどこかに入ってみようかと言う雰囲気になっていく。


「ねぇ、色んなお店があるね!」


 リコスは興奮しながらあなたの腕を掴む。どうやら行きたいお店があるみたいだ。あなたもこの商店街に入ってすぐに行きたい場所が生まれていた。彼女の意見と自分の希望、そのどちらを優先すべきだろう?



 彼女の希望を優先してショッピング

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886569681


 あなたの希望を優先して映画館

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886569695

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