『工業高校学習物語 専門教科編』について感想書いてく


(作品URL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886480216

(エピソードURL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886480216/episodes/1177354054886661014



 工業高校で習う科目についてのエピソード。

 中には「これは大学で習う内容なのか?」と思うものもあるようで――。


>例えば、旋盤を扱う時にどのような回転速度と送り速度で加工すれば綺麗に仕上がり、また工具寿命が長くなるかという計算の方法をこの教科で学ぶ。

 この旋盤で使われる切削工具――バイトというが、このバイトの刃がチップになっているバイトがある。このチップは消耗品であり、安くても一つ六百円する。だからこそ工具寿命を延ばし長く使用するためには計算をする。

 そしてその条件には機械材料も条件の一つに入っており、この材料の性質・特徴を熟知しない限りよい加工条件が出ない。

 しかも材料は多くの種類が存在し、また鉄やその他の金属の中にも硬さや炭素含有量等が少し違うだけで名称と共に違う金属になる。だからこそ多くの知識をこの「機械工作」で学んでいく。



『機械工作』という専門教科について紹介した部分。

 教科の内容にちゃんとした目的(高価な消耗品を長く使用するため)があることに触れている。勉学には大なり小なり目的はあるものだが、とても実用的であるのが工業高校の特徴なのだろう。

 素直に「なるほどー」と思った。

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