『夏は暑いぞ(30℃越え)、溶接は熱いぞ(約3000~20000℃)』について感想書いてく


(作品URL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886480216

(エピソードURL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886480216/episodes/1177354054886661300



 溶接に関するエピソード。

 溶接が熱い――のは想像できるとして、その中身はどういったものか。


>これは俺が体験した一つの例だ。溶接の種類の中に「炭酸ガスアーク溶接」という溶接方法がある。これは炭酸ガスで溶接棒の周りを囲み、外気の空気を遮断するというガスシールド溶接の一種なのだが、当時なにも知らなかった俺は遠ざけてだが扇風機を使用して溶接を行っていた。しかしできた作品を少し叩いてみると取れてしまう。疑問に思った俺は先生に聞いた結果、風は駄目だぞという事を聞いた。

 このガスシールドアーク溶接の場合は、ガスで外の空気を遮断しているので、外部から風が吹き込まれることによってしっかりとした溶接金属ビードができなくなると同時に金属との溶け込みも不十分になり、それらの要因が溶接不良を起こすのだ。



 なるほどと思った。実際に携わった人からの体験談はやはり興味深い。

 この知識は、実際に小説を書くときにも活かせるのではないだろうかと思った。もちろん、時代設定によっては必ずしも同じネタが使えるとは限らないのだろうが(どうなんだろう?)、自分の常識を覆される経験はなかなか心地良いものがある。そうか、扇風機はダメなのか……ダメなのか……。

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